
自分と向き合うとネガティブな面ばかりが目について、自信がなくなったよ…
それはよくある話だね!
自分のことがわかってきたけど、まだネガティブな面を「認めたくない」「知り尽くしていない」という部分があるのかも!

今回は、私の自信がなかった銀行員時代の実体験と、そのときに行った自信を取り戻すワークをご紹介します!
自信が持てない原因を深掘りしていきましょう♪

自信がないということは、自己肯定感が低くなっている状態です。
自己肯定感を高めるためには、自分と向き合い、現状を見つめる必要があります。
当ブログの自己肯定感爆上げ方法を実践された方は、自分自身と向き合い、自分の現状を客観的に捉えることができているのではないでしょうか。
まだ実践されていない方は、是非過去の記事をお読みになり、実践してみてください。
★ 参考記事:『自己肯定感とは?』
★ 参考記事:『掃除は自分探しの第一歩!−自分を見つめる簡単な方法とは?−』
今回は、「自信がない原因」について説明します。
実は自信を持つためには、2つの要素が欠かせません。
自分と向き合い始めたけれど、落ち込むことも増えてしまったというときに、この2つの要素を思い出してみましょう。
後半には、筆者に自信がなかったとき、実際に行った自信を取り戻すワークもありますので、お楽しみに!
目次(押すとジャンプするよ)
自信を取り戻す2つの要素
質問です。「あなたには、自信がありますか?」
いろいろな答えがあるでしょう。
- はい!いつでも自信満々です!
- 何をするにも自信がない…メンタルがズタボロ…
- ある分野では自信があるけど、そのほかは全くない
いま自信を失っている方は、「自信があれば〇〇できるのに」という考えをお持ちではないでしょうか。
多くの方は「自信はあった方が良い」「自信満々の人はキラキラ眩しい」と認識しているのに、自信がない状況を続けているのです。
それでは、なぜ「自信が持てない」のか?
その原因は「自己肯定感が低いこと」と「自信を持てるまでの行動をしていないこと」にあります。
この2つの要素を高めることで、自信を持つことができます。
式で表すと、以下のようなものです。
自信の公式
自信 = 自己肯定感 × 行動(経験値)
この式を見て「行動(経験値)がゼロなら、自信もゼロってこと!?」と疑問に思うかもしれません。
式の通りだとそうなりますが、ここで筆者が特別な魔法をかけます。
あなたはこれを絶対に信じてください。
「あなたはあなたのままで、充分な価値があります」
あなたがこれを信じた時点で、行動(経験値)は1つ積まれました。
そして、自己肯定感が1以上になっています。
ということは、自信はゼロではなくなっていますね!
この時点で、あなたは自信満々でキラキラした人の仲間入りです!!
あなたは既に価値があるから、大丈夫です。
自信を持つことができました。
まずは自分と向き合って、どんな自分でも価値があると認め、自己肯定感を高める。
そして、やりたいことがあるのに怖気付いているのであれば、とにかく行動することです。
自信を持つことができれば、さらにパワフルに経験を積んでいくことができます。
自分が本当にやりたいことの分野について伸ばしていくことで、人生は輝きます。
いま何にも自信を持てないと悩んでいる方は、自己肯定感が低いか、行動が足りないかです。
自己肯定感が低いとすると、ただ自分のことを知ることができておらず、自分が自信を持ってできていることが何なのかに気付いていないだけかもしれません。
次項以降で、自己肯定感を高めて「自信を持つこと」について詳しく説明していきます。

自信がない原因=自己肯定感の低さ
「自信」とは、「自分を信頼すること」です。
自分に向き合えておらず、自分自身をよく知らない状態で、自分を信頼することができるでしょうか?
…完全には信頼できませんよね。
自分の中から、いつどんなネガティブが出てくるのかわからないから、自分を疑い、恐れるのです。
「自信がある人」とは、ポジティブもネガティブもニュートラルもすべて、「自分をよく知っている人」です。
自分をよく知っているから、自己肯定感が高まります。
逆に、「自信がない人」とは「自分をよく知らない人」=「自己肯定感が低い人」だと言えます。
自分をよく知るために「掃除」をすることが効果的です。
掃除という作業を通して、簡単に自分と向き合うことができます。
掃除や断捨離をすることで、「自分には何が必要で何が必要でないか」「何が好きで何が嫌いか」「自分にとって必要な人間関係や環境は何か」ということを整理することができ、自分らしさを発見することにつながります。
その上で、どんな自分でも認め、OKを出すことができれば、自己肯定感が高くなり、自信を持てるようになります。
反対に、まだ自分と向き合っていない方は、自分の好み・得意・やりたいことなどの、「自分の実像」を理解できていないことがほとんどです。
よく知りもしない自分には満足できず、自己肯定感は低いままです。
自分を好きになれもしなければ自分を信頼することもできず、自信が持てません。
良い面も悪い面も含めて、自分のことをよく理解していると、「こういう選択をしよう」「こっちの方が自分にとって楽しい」「自分の苦手なことは他の人にお願いできないかな」と確信を持って考えることができるようになります。
自分の好きなところは伸ばし、苦手なことはやらなくていいように減らしていく。
つまり、マイナスを減らしプラスを増やすことで、もっと自分を好きになることができます。
このような思考ができれば、結果的に自信につながるのです。

自信を取り戻す方法:ネガティブもOKする
自分と向き合うステップを踏んだのに、自己肯定感が高まらず自信がない人が多いです。
そこには実は、大きな落とし穴があります。
原因は、「ネガティブがある自分はダメなんだ」という思考です。
この思考が働いているうちは、自分と向き合おうとしても、ダメなところばかりが目につき、辛く悲しくなってしまうので、最終的には自分と向き合うことから遠ざかってしまいます。
そうすると、ますます自分のことが分からなくなり、自己否定が続き、自信を持つことができません。
自分が嫌いになり、自己肯定感は低くなるばかりです。
そもそも、「ネガティブがある自分はダメだ」と、いつどこで覚えたのでしょう?
明確な答えはなくても、多くの人がこの想いを抱えています。
これは、育った環境に少なからず原因があります。
例えば、100点満点のテストで50点しか取れなかった場合、足りない50点を埋めるように努力すべきだと私たちは教育されます。
「何がいけなかったか」「どうして点数を伸ばせなかったのか」「どうすれば良かったのか」を考えなさい、と。
つまり、ネガティブ(不足)にフォーカスするように教えられているのです。
それ自体が悪いのではありません。そのおかげで、成功に導かれることもあります。
しかし、人には個性があります。同じ方法をとっても、できる人とできない人がいるのです。
どう頑張ってもできないことがあるし、逆にがんばらなくてもできることだってあります。
それならば、「ネガティブがあるのが自分だ」と認めてしまいませんか?
いつまでもネガティブから目を背けているから、自分のことを理解できないのです。
「自信がない人」は、「自分のマイナスを埋めよう」と、無闇に能力やスキルアップを目指す傾向がありますが、あまりお勧めしません。
それは、意識の中で「自分にはマイナスがあるから、頑張らなければならない」という思考が働いており、「自分はダメだ」という考えを助長することになるからです。
これではいくらマイナスを埋めようとしても、自己否定が続くだけで、自信を持つにはいたりません。
自信を持つためには、好きなことやできることを伸ばすのが早道です。
そして、自分のやりたいことが見つかったら、どんどん行動しましょう。
失敗も経験です。方向転換してもOKです。とにかく動くことが大事です。

自信0%から復活した実体験
かく言う筆者も銀行員時代は、ノルマをこなせず自信を失っていました。
サボってもフザケてもいませんが、どんなに努力してもうまくいかず、上司から「お前はダメだ。努力が足りない。どうしたらいいか考えろ。できないなら仕事を辞めろ」と常々言われていました。
「自分はダメなんだ」という思いが強く残り、営業以外で事務ミスはするし、ノルマも達成できず支店のお荷物扱い。
私生活でも両手の怪我をし会社を休みました。まさに、何をやってもうまくいかない状態です。
ダメな部分を埋め、嫌な自分を少しでもよく見せようと、資格試験などの勉強をして、知識だけはどんどんインプットしました。
しかし、営業成績には全くつながらず、「知識をつけても私はダメだ」という思いを強固にしたにすぎず、自信を持つことができませんでした。
おそらく自信のなさが滲み出ていたのでしょう。
お客さまからも支店の仲間からも相手にされていないのをヒシヒシと感じました。
そこでようやく、あきらめました。
「いくら売り込んでも、いまの私には無理!お客さまと世間話するのは好きだから、いまは会話を楽しめばいい。会社的にはクビにならないんだから、なんとかなる!」と、とにかくお客さまにいい思いをさせることだけに専念しました。
周りからどう言われようと、営業成績が上がっていなかろうと、「お客さまと楽しく会話することも銀行員の仕事だ!」と貫いたのです。
そうしているうちに、「〇〇さん(筆者)いますか?」と訪ねてくるお客さまが増え、自分にもファンができていったのです!!
楽しく会話していれば、自信のなさが滲み出ることはありません。
それが功を奏して、営業が苦手だった筆者の提案も聞いてもらえるようになり、営業成績が伸びました。
「自分にもできることがある」と、自信を取り戻すことができたのです。
急に営業ができるようになったため、支店の仲間も「どうやって売り込んでいるの?」とアドバイスを求めてくるようになり、転勤して次の支店に行ってからは、営業でもCS(顧客満足)活動でも表彰されるようになりました。
「自分はダメだ」と強く思った。マイナスを何かで埋めようと努力した。でもダメだった。だから、あきらめて方向転換をした。
「自分がダメなことはもう十分よわかった!だけど、いまはそれは置いておいて、できることに集中しよう!」
マイナスを埋めようと努力し続けているうちは、いつまでも自信を持てなかったでしょう。
一見遠回りに見える方向転換でしたが、結果的にファンができて営業成績は伸び、お客さまの満足度も上がり、大きな自信につながったのです。
この方向転換ができたのは、ダメな自分と向き合うために、自己分析を始めたのがきっかけでした。
次項でそのときに行った簡単なワークをご紹介いたします。

『自信を取り戻すワーク』のやり方
自信を持つためには、「自信がある分野を知り、それを伸ばす(活かす)」のが早道です。
しかし、「自分はダメだ」と落ち込んでいる時は、自分を見失っている可能性が高いです。
自分が何者かわからないうちは、自分が何に自信を持っているのかわかりません。
まずは、自分を思い出し、自信を取り戻すためのワークを行いましょう。
自信を取り戻す(自分を思い出す)ワーク
方法:
紙とペンを用意し、「私は〇〇です」という自分の個性や特徴、性質、属性などを書き出してみましょう。
はじめは10個くらい書き出せると良いです。もっとあるなら、思いつくだけ出してみましょう。
「自分にはこういうところもあったな」と思い出したり、今後に活かせそうな特徴に気づくこともできます。
ちなみに、筆者の特徴(銀行員当時)は…
筆者の特徴
- 私は銀行員です
- 私は趣味で絵を描いています
- 私は家族、ペットの犬を愛しています
- 私は年が離れている人とも分け隔てなく話せます
- 私は勉強することが苦ではありません
- 私は他人の顔色が気になります
- 私はゲームが好きです
- 私は植物が好きです
- 私は集中力があります
- 私は動き回る方ではありません
筆者はこれがわかったことで、次のような営業スタイルを確立させました。
筆者の営業スタイル
- 高齢のお客さまと、畑やペットの話をして盛り上がる
- 自分が描いた絵を見せ、自分のことを覚えてもらう
- 顔色をよく窺うことで、ニーズを察知。売り込みの引き際もわきまえる
- ノルマはゲームの攻略だと思う
このように自己分析できただけでも、行動(経験値)を積み、自己肯定感は上がり、自信につながりました。
自分のことを知れば、自分にできることがあることを思い出すことができます。

自信には根拠がなくてもいい
自信には「根拠のない自信」というものもあります。
「理由はわからないけど、うまくいく気がする」「なんとなく、自分は運がいい気がする」と感じたことはありませんか?
先の項目では、「自信のある人は、自分をよく知っている人」と説明しました。
これと矛盾するように見えますが、決して矛盾しているわけではありません。
自分を嫌いで、自分を理解していないなら、そんな自信を持てるはずがないのです。
言い換えれば、「なんとなく」自信があるのであれば、どこかに自分の好きなポイントや自分をわかっている部分があるということです。
だから、自信に根拠はあってもなくてもいいのです。
「根拠のない自信」=「根拠がなくても、自分を信じていられる」ということです。
それでも根拠が欲しいならば、「自分に価値がある」ということを根拠にしましょう。
「自分に価値があるから、自分を信じていられる」。
こう思うとしっくりきませんか?
これがわかれば、即座に自信満々でキラキラな人になることができます。
「うまくいく」「運がいい」と思っている状態であれば、フットワークも軽く、すぐざま行動に移れます。
つまり、「ノリノリの状態」です。
何か面白そうなことがあると、すぐに「いいね!」「やろう!」と食いつきます。
そうすることで、行動を起こせる自分としての自信がついてきて、自分をもっと好きになることができます。
ノリがよく自信があれば、行動力も上がり、運も引き寄せ、さらに「うまくいく気がしてくる」のです。
そうすれば、自己肯定感もグングン上がっていくでしょう。
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まとめ:自信を取り戻す要素
今回は「自信を持つこと」について説明しました。
自分と向き合い始めると、必ずネガティブな面が見えてきます。
それと「ダメな自分」を結び付けて、ずっといじけていると、自己肯定感はいつまでも上がりません。
「ネガティブがあっても、それが私のチャームポイント♡私にできることを伸ばしていこう」という気持ちで自分を認めていくと、グングン自己肯定感は高まります。
騙されたと思って信じてください。
「あなたはあなたのままで、充分な価値があります」
今回の記事のポイント
- 自信=自己肯定感×行動(経験値)
- 「あなたはあなたのままで充分な価値がある」。これを信じると既に自信はゼロじゃない
- 「自信」=「自分を信頼すること」
- ネガティブから目を背けず、「ネガティブがあるのが自分だ」と認めよう
- 自分を見失ったら、『自分を思い出すワーク』で自分にできることを探ろう
- 自分に価値があると認めていれば、自信に根拠はなくてもいい
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