
過去を振り返ったときに、「自分には何もない」って思ったことがあるんだよね
わんわん!
(銀行員やってたし、絵も描き残しているじゃん!)


そう!なんだけど…
ちゃんと明確な目標を持たずにやっていた気がするよ…
これまで必死に生きていたけれど、「振り返ると何もなかった」ということはありませんか?
目標に向かって努力していても、本当にその道が合っているのか不安になったり、悩んだりすることがありますよね。
そんなときによくあるのが、「本当にやりたいこと」ではないことに対して努力していたり、ゴールの設定場所がズレていることです。
自己肯定感を高めるためには、自分が『本当にやりたいこと』を行動に移し、自分との約束を守ってあげることが必要です。
今回は、『本当にやりたいこと(本来の目標)』の見つけ方についてご紹介します♪
自分の『本当にやりたいこと(本来の目標)』を見つけ、それを実行するためのイメージトレーニングを行なっていきましょう♪

当ブログは自己肯定感を高めるための方法やマインド形成について情報発信しています♪
過去の記事もあわせてご覧ください♪
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【もう挫折しない!】目標設定を見直して成功体験を積もう!
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『自分を褒めるワーク』−自己肯定感は自分からの評価で高まる−
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目次(押すとジャンプするよ)
本当にやりたいことをやっている?
あなたは、本当にやりたいことや目標に向かって努力していますか?
- もう大人だし、これ以上努力したくない
- 明確な目標が思い浮かばない
- 生活に困らないように、とりあえず働いている
- 無難に生きるのが目標
- 何か起きても時間が解決してくれるから、問題をやり過ごしながら生きている
このように思っている方もいるかもしれません。
(これは、実際に筆者が思っていたことです…)
そこで、自分の人生を振り返ってみます。すると…
「何もないじゃん…」
…と、筆者は気づいてしまいました。
その瞬間「自分とは?」という疑問が湧き上がり、自分の価値を見出せず、自己肯定感が下がった感覚がありました。
「何もない」自分を良しとすることができず、自信まで失ったのです。
確かに、FPや調剤薬局事務、銀行業務検定など、努力して沢山の資格を取り、知識面やものを考えることにおいてはできる方ではあります。
銀行員時代も表彰をされるくらいの営業成績をあげました。
その経験は、決して無駄にしているとは思えません。
しかし、振り返ってみると「何もない」と感じてしまうのです。
その理由は、心の底から銀行員をやりたかったわけではなく、「お金を稼ぐため」「キャリアウーマンっぽい」「銀行員は周りからの評判も良かった」のであり、「仕事のせいで趣味の時間をとることもできない」という言い訳も相まって、「自分の人生を生きていなかった」からです。
「本当にやりたいこと」「心の底からワクワクを感じるもの」「お金や時間など関係なく、やっていると幸せを感じること」について、真剣に向き合うことなく、目先の現実を生きることに精一杯になっていたのです。
周りが「資格を取ったほうが有利だ」「高い目標を設定すべきだ」「目標のために努力しなければならない」と言えば、その考えを採用し、自分の考えを無視してきました。
目標を高く設定しすぎたあまり、休むことなく無理をして頑張って、体調を壊すこともしばしば。
「周りが言うことが正しい」と無条件に判断していた部分がありました。
そうするうちに、本来の目標の立て方、努力の仕方がいつの間にかわからなくなってしまったのです。
本来の目標を見失わないために
あなたにも、同じような経験はありませんか?
日々を精一杯生きている。だけど、振り返ると「何もない」…
ここには大きな危険が孕んでいます。
自分のことをよく知らないと、自分の『本当にやりたいこと(本来の目標)』を見つけることができません。
それに向き合わないまま、他人からの評価を求めて努力すると、ますます本当の自分は何処かへ隠れてしまい、自己肯定感が下がってしまいます。
振り返ったときに「何もない」と気づくことは、とてもガッカリすることではありますが、大きなチャンスでもあります。
ここから、本当の自分探しをするために軌道修正すればいいだけです。
一度、自分と向き合いましょうというサインなのです。
「なんとなく生きている」…そんな毎日を脱却するために、イメージトレーニングを通して自分に喝を入れていきましょう。

やりたいことが曖昧だと努力できない
大人になるにつれ、「心の底から達成したいと思う目標を立て、それに向かって努力する」ことが減った方も多いのではないでしょうか。
「資格取得が昇格要件だから嫌々勉強した」「パソコンスキルがあると転職で有利だから学校に通った」など、気が進まなくても努力する場面は多々ありますし、「それが常識だろう」と思うかもしれません。
しかし、いつしか資格取得自体が目標となり、資格が取れると満足だけして、学んだ知識は活かされることがなかったというのはよくある話です。
これは、本来のゴールではなく、その過程を目標にすり替えてしまったが故の現象です。
資格を取った後、「昇給したら〇〇したい」「このような会社に転職したい」「このように資格を活かして活躍したい」という明確な目標を持たないから、資格も無駄になってしまうのです。
学生時代は、「テストで80点以上取れますように」「第一志望の学校に合格しますように」「50m走で誰よりも速く走れますように」など、単純で明確な願いが多かったでしょう。
テスト勉強に力を入れ、走る練習をして努力する。そして、目標をクリアして達成感を味わう。嬉しい。努力した分だけ力になる。学生時代はこれだけで満足なのです。
しかし、大人になってからの願い事は、とても曖昧です。
- 苦手な上司との関係を改善したい
- 将来に不安を感じたくない
- 幸せに生きていきたい
このように、人間関係を改善した先にどうなりたいのか、どのような生活であれば不安を感じないのか、どのような幸せを望んでいるのかなど、本来のゴールが何なのかをイメージしないで目標を立てているのです。
目標が曖昧だと、それを叶えるためにどのような努力をしたら良いのかハッキリわかりません。そして、努力する機会も減っていきます。
本当は現状を変えたいと思っているのに、「結果どうなりたいのか」は不明確。
だから、「時間が解決してくれれば何か変わる」「相手があることだし、相手が歩み寄ってきてくれないと意味がない」「自分一人の問題じゃない」などと言い訳をして、行動を起こすことができません。
何もしないで得られるものはありません。
「どうなりたいか」を具体的にイメージして、一つでも行動を起こすことが大切です。
そこで、以下のステップでイメージトレーニングをしてみてください。
紙に書いてやると効果的です。
★ 参考記事:『もう挫折しない!目標設定を見直して成功体験を積もう!』

本当にやりたいことを見つけるワーク
今回は、現状で自分が抱えている悩みや願い事から、『本当にやりたいこと(本来の目標)』を探っていきます。
本当にやりたいことを見つけるワーク
★用意するもの:紙とペン
★ステップ①
願い事をかく
★ステップ②
願い事が叶った先の未来でどうしたいかを書く
★ステップ③
ステップ②の未来が『本当にやりたいこと(本来の目標)』です。
それを叶えるために、どのような方法を取ればいいか書く
例も挙げておきます。
例①
★ステップ①
苦手な上司との関係を改善したい
★ステップ②
チームの雰囲気が良くなって、モチベーションが上がる。
⇨チームの営業成績もトップを狙える!
★ステップ③
上司を立てつつ自分の意見を聞いてもらい、仕事がスムーズにまわるように交渉しよう。
上司相手でも交渉術を磨いておいた方がいいから本を読もう。
交渉術は営業でも活かせるし、チーム内でも知識を還元しよう。よし、うまくいくような気がしてきた!!
例②
★ステップ①
お金が欲しい
★ステップ②
好きなことをやりつつ、安心で穏やかな暮らしをして幸せに生きていきたい
★ステップ③
心をすり減らしながらお金のためにガムシャラに働くのは、安心で穏やかな生活ではないかも!?
お金があると安心だけど、好きなことで稼ぐ方が幸せな気持ちになりそう。
よし、稼ぎ方を考えよう!演奏するのが好きだから、そのノウハウを収益化できないかな?ワクワクしてきた!
このたった3ステップで、明確な目標を持って毎日を生きることができるようになります。
多くの人がステップ①で止まってしまいます。
ステップ②で本当の目標を明らかにし、ステップ③で行動プランを立てると、日々を無駄にすることなく、振り返れば「何もない」状況から、「アクションを起こした自分って素敵!」という状況が生まれます。
『本当にやりたいこと(本来の目標)』を見つけることは、自分としっかり向き合うということです。
そして、自分の望みを叶えてあげるようにしましょう。
自分を大切にすることで自己肯定感は高まり、自信を持つことができるようになります。
是非、『本当にやりたいこと(本来の目標)』を見つけたら、それが叶ったときの気持ちをイメージください。
それが夢への第一歩です。
★ 参考記事:『強みを見つけるワーク』
★ 参考記事:『自分を褒めるワーク』
★ 参考記事:『好きなことを見つけるワーク』

悩む時間を減らして目標へ向かうイメトレ
突然ですが、人生の最終日をイメージしてください。
(セカンドインパクトでも、サードインパクトでも、なんでもいいのでイメージしましょう。ただし、あなたが普通の人間であるという前提です…)
イメージしてみると、「人は皆、例外なく死ぬ」ことを痛感させられます。
その終わりの日は、いつ来るのかわかりません。
人生は有限なのです。
死という最大の恐怖を前に、人間関係や失敗、お金の不安などの悩みは、ちっぽけなことに感じられてくるのではないでしょうか。
死んだ後にお世話になるであろうお墓を想像してみてください。
あなたは、そこで永遠の眠りにつきます。
そのとき、あなたはお金を握りしめていますか?会社の人間関係を引きずっていますか?
おそらくは、家族や子孫の安寧を願って眠りについているはずです。
人生の最終日をイメージすることで、「自分はなんのためにこの世に生を受けたのか」と、自分の使命や天命を考え始めます。
そして「悩むためではないはずだ。その時間がもったいない!行動しよう!」と気づきます。
少なくともこのイメージトレーニングをしただけで、悩む必要のない悩みとはサヨナラできます。
終わりが近づく頃、自分の人生を振り返ります。
そのときに、「また来世も同じ人生でいいや!だって最高だもん!それくらい満足している♪」と自信を持って死ぬのが本望ですよね。
前項の3ステップで『本当にやりたいこと(本来の目標)』を明確にしておきましょう。
それを実行していると、自己肯定感が高まり、毎日を意味のあるものにすることができます。

今すぐ行動したくなるイメトレ
それでは、もう一つイメージしましょう。
「3日後に隕石が落ちてきて死ぬとしたら、残りの日々をどう過ごしますか?」
悔いのないよう、「好きなものを買って、食べて、贅沢気分を味わいたい」「行けるところまで旅行したい」「家族といつも通り過ごしたい」など、いろいろ想像し、やりたいことを見つけます。
しかし同時に、「本当はもっと有名になりたかったのに、あと3日じゃ足りない!」「結婚が夢だったけど、3日じゃ彼氏もできない…」「作りかけの作品は3日寝ずに作業しても完成できない!」など、たくさんの後悔の念が湧いてきそうです。
人生の終わりは突然やってくることもあります。
人生の最後に後悔しないためにも、毎日を有意義に過ごしていないのなら、自分に喝を入れるつもりでイメージトレーニングしましょう。
あなたの持ち時間が「残り3日」と切羽詰まったら、あなたは何をしたい?どこに行きたい?誰と何をしたい?
常日頃から、自分に問いかける癖をつけておきましょう。
人生は有限。その限られた時間を有効活用するために、不安を感じたり迷ったりする時間を省きましょう。
悩むことより、もっと大切なことがあるはずです。
人生があと3日で終わるなら、「やるしかない!悩んでいる時間はない!行動しよう!」とハッキリわかるはずです。
『本当にやりたいこと(本来の目標)』を見つけ、可能な限りすぐに取り掛かる。
行動力のある人は、成功します。
成功する人は、思い立ったときに行動します。
途中でトラブルがあったとしても、それは経験として蓄積され、人生に深みが増し自信につながります。
自分の望みをすぐに叶えてあげる行動力が、自己肯定感を上げる鍵です。
今後の人生で一番若いのは、間違いなく今この瞬間ですから、チャレンジすることに年齢制限はありませんよ♪

まとめ:やりたいことを見つける
今回は、いくつかイメージトレーニングをしていただきました。
人生の時間は有限なんて言われると、毎日毎日ガチガチに頑張らなければ!と思うかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
疲れたら休んでも良いです。ただし、目的は見失わないこと。
なんとなくダラダラ休むのではなく、「目標達成のためには休むことも必要だ。疲れが取れるまでしっかり休んで、また目標を追いかけよう!」という気持ちが大切です。
日進月歩です。
意識を持って行動していれば、振り返ると綺麗な花が咲いているでしょう。
今回の記事のポイント
- 人生を振り返って「何もない」と感じたら、自分と向き合い、本当の自分探しに取り掛かるチャンス
- 『本当にやりたいこと(本来の目標)』を見つけ、実際に取り組めば、自己肯定感が上がる
- 人生の最終日をイメージすれば、小さな悩みとサヨナラできる
- 『本当にやりたいこと(本来の目標)』は後悔しないように即実践