
私、油絵をはじめて10年超なんだ♪
そこそこ上手だよ(←自分で言う)
まぁ、そこそこ上手いですよね!


そこそこね!
美大には通ってないけど、そこそこ描けるんだよね!
絵画教室には通ってるけどね!
芸術家を目指している方で、
美大に進んでも良いのか迷ったことはありませんか?
- 芸術の道が自分の道のような気がするけど、迷う
- 親に反対された
- 自分の力でやっていけるのか自信がない
- 将来、お金の面で不安だ
…これらは、私も悩みました。
今回は、そんな悩みに少しでも寄り添えたらいいなと、自分のことを振り返りながら美大に通うメリットとデメリットをご紹介します♪
絵の先生の意見もあるので、是非参考にしてください♪
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初心者・大人でも安心して通える絵画教室の選び方【絵を習いたい人必見】
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絵画専攻向けのお話です♪
美大は美術大学の略!
芸大は芸術大学で、音楽なども含むよ!

目次(押すとジャンプするよ)
画家になるのに美大に行く意味ある?

- 絵が好きで美術部に入っている
- クリエイティブ集団の一員になるのに憧れる
- 芸術で食っていきたい
好きなことで生きていけるなんて、
想像しただけでも素敵ですよね!
しかし、私の周りにいる絵の先生方は皆こう言います。
「美大なんか行かなくても良い」
「え?」と思いますが、多くの先生がこう仰るんです。
私も美大には通いませんでしたが、絵画教室でハイレベルな先生のご指導を受けており、いまの状況に満足しています。
結果論ですが、私も美大に通う必要はないと思います。
だって、美大に行かなくてもこのくらい描けますから↓↓

美大に行かなかった理由(体験談)

私は中学校・高校と美術部でした。
高校美術展では受賞し、芸術の全国大会に行くレベル。
芸術の道に興味を持ちましたが、美大進学はマイノリティ。
おまけに私の成績はアッパークラス(まぁ自慢です)。
美大の名前を書いた進路希望の紙を先生に提出するとき、ドキドキしました。
案の定、先生からは「本当に美大に行きたいの?もっと良い大学あるよ」と諭されます。
親からも「芸術では食っていけん」と止められました。
自己肯定感の低かった当時の私は、大人の言いなり。
「親に心配かけるくらいなら、就職して自立した方がいいな」と思い、一般大学の経済学部に入学しました。
それでも、絵は続けたかったので、大学2年生の頃に高校の美術部顧問に相談して絵画教室を紹介してもらい、いまに至ります。
うっすらお気づきかもしれませんが、私が美大に通わなかった理由は以下の通りです。
筆者が美大に通わなかった理由
- 経済の心配
- 親に心配かけたくない
- 自立優先。絵は趣味で続けると決めた
高校生当時、もっと自分に向き合っていれば美大に通う道も捨てなかったかもしれませんが、いま振り返ると、この選択に後悔はありません。
美大に通わなかった理由は、一見すると物凄い他人軸です。
「好きなら大学で勉強すればよかったのに」という声も聞こえてきそうです。
しかし、美大に通わなくても「絵を描く」という好きなことはできているのです。
画材を買うのにも困っていません。
迷いながら美大を選択して挫折し、結局就職先を探し回ると時間もお金もロスになります。
私はその点を上手にクリアできる選択をしました。
経済学部だったので世の中の流れを知り、銀行員になってマーケットにも強くなりました。
銀行で培った営業スキルは、絵を売るときにも役に立つでしょう。
これは、人生には必要な知識です。
ただ一つお伝えしたいのは、他人の言葉よりも自分を信じて選択することが大事だということです。
メリットデメリットに縛られず、自分と向き合って答えを出してください。
★ 参考記事:『他人ではなく自分の幸せ基準を持とう』
画家の先生に聞いた美大に行くメリット・デメリット

絵の先生が口々に言う「美大なんか通わなくて良い」という発言。
その根拠が知りたくて、数人の先生に理由を聞きました。
ちなみに、話を聞いた高校の美術部顧問は有名な美大出身です。
大まかなメリットデメリットは以下の通りです。
メリット
- 制作環境が整っている
- 人生で最も制作時間を確保できる
- 刺激が得られる
- 専門知識が身に付く
- ネームバリューで就職できる(デザイン)
- 作品の講評を得られる機会が多い
- 好きなことに時間を使える
- クリエイティブな人脈がつながる
デメリット
- 細やかな指導はない
- 絵を教えてもらえるわけではない
- 挫折したとき就職先に苦労
- 周りの目が痛い
- 画材代がかかる
- クリエイティブ集団は個性が強い
- 社会に馴染めるかは不明
美大に通う大きなメリットがあります。
それは、制作環境と時間があること。
一般大学の学生や社会人は、時間を捻出するのに苦労します。
環境と時間の確保は美大生の特権と言えるでしょう。
ただし、学生のうちからお金の問題は付き纏います。
いくら奨学金や仕送りがあったとしても、画材代は馬鹿になりません。
油絵の筆は1本1,000円以上、尚且つ消耗品です。
アルバイトで画材代を稼ぎ、就職後は奨学金を返す。
画廊と契約して絵を売るにも、マージンが高い。
芸術で稼ぐのは、時間とお金の戦いになるのです。
だから、美大を出ても「芸術家」にはならず、学校や絵画教室の先生になる人が多いのです。
親は子が苦労しないように心配しています。
どうしても美大に行きたいなら、自立する覚悟が必要です。
美大に行かないメリット・デメリット

ここからは美大に通わないメリットとデメリットです。
私が実際に感じた主観が多めです。
メリット
- 普通に就職すれば、お金に困らない
- 絵画教室の方が丁寧な指導を受けられる
- 美大の学費分で他のことを学べる(起業・経済・売り方など)
- 絵画教室・インターネット講座で学べる
- 本・ブログ・YouTubeでも学べる
- 社会人としての知識・スキル・マナーが身に付く
デメリット
- 制作環境が整わない
- 時間の確保
- 絵画教室も選び方次第
こちらは、デメリットが少なめです。
一番のデメリットは、制作場所と時間の確保です。
芸術は生きる上で必要ないので優先度が落ちます。
そのため「仕事や勉強が落ち着いてから」と言い訳して、結局やらない状態が続きます。
しかし、絵画教室に通うなど強制的に制作に取り掛かる機会を作れば、その点はクリアできます。
自宅では制作できない人でも、集中して取り掛かれる環境も時間も確保できるのです。
メリットとして大きいのは、やはりお金の問題。
才能があって売れっ子になれば話は別ですが、売るためには営業スキルなどが必要です。
それは美大では教えてくれません。
独学で学ぶか、インターネット講座を受けることも必要でしょう。
芸術で稼ぐスキルが身につくまでは、別のことで稼ぐ方が精神衛生上、楽です。
美大に通わなくてもできることが多いため、浮いた学費をそこに注ぎ込む方が効率的です。
美大より絵画教室

結論から言うと、美大より絵画教室に通うことをオススメします。
(あくまで、私の考え)
一番の理由は、丁寧な指導があることです。
「美大なんか通わなくても良い」の答えが、これです。
私が通う教室は、少人数制でマンツーマンの時間が長いです。
美大では、制作風景を教授が見て回ることはあっても、指導はほとんどありません。
これは、美大に通っていた絵の先生が言うので間違いありません。
指導がなければ、結局独学です。
知識があっても、自分で描き、客観的に見て指導してもらわなければ、技術は身につきません。
その点、絵画教室では自分が描いた絵のどこをどうすればもっと良くなるのか、細かな指導があります。
4年間の高い学費を払って独学をするのと、安い絵画教室代を払ってハイレベルな指導を受けるのと、どちらが良いでしょう。
もちろん、自分の作品を自由に描きたい!というのであれば、美大で時間をかけて取り組んで良いと思います。
「〇〇大卒」というネームバリューも付けられるので、先生になりたいなら有利かもしれません。
(私が通う絵画教室の先生は大学には行ってません)
ただ、美大に通わなくても、私には油絵の技術が身についています。
社会人になっても絵は描けるし、展覧会もできる。
好きなことをやるのに、進路はあまり関係ないように思います。
★ 参考記事:『好きなことを見つけるワーク』
★ 参考記事:『油絵初心者が揃えるべき画材』
まとめ:画家志望が美大に通う必要性

私は迷った挙句、結局芸術の道には進みませんでした。
しかし、この道でよかったと思います。
芸術は好きです。だけど、
美大に通わなくても、芸術に触れることはできます。
芸術=美大と結びつけなくても良いのです。
ただし、どの道を進んだら自分にとって最適なのかを考えることが重要です。
そこに、親や先生の意見は必要ありません。
つまり、結局は自分と向き合わなければ答えが出ることはないのです。
どうしての迷うなら、メリットデメリットを確認し、自分に聞いてみてください。
今回の記事のポイント
- 絵の先生は「美大に通わなくて良い」と言う
- 美大のメリット:製作環境と時間の確保
- 美大のデメリット:お金の心配
- 美大より絵画教室
- 美大に行かなくても学べることがたくさんある
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