ボクは牧場を出て世界を旅したいんだけど、周りは「危ないからやめた方がいい」って言うんだ。
そう言われると牧場の外に出るのも怖くて、自信を失ったんだ。


「自信を持つ」ことができるかどうかで、「誰の」人生を歩むことになるのか道が分かれるよ。
え!?自分の人生は自分のものじゃないの!?


自信がなければ、いざ思い通りの人生を歩もうと思ったときに、力強い一歩を踏み出すことができないし、自分よりも他人の言葉を信じて自分の望みから離れていくことがあるよ。
それって、自分の人生かな?
あなたは、自分が自信を失っている原因を考えたことはありますか?
原因がわかれば、対処する方法が見つかります。
自信と自己肯定感は密接に関係しています。
自己肯定感を高めるためには、自分をよく知ることが大事。
そして、自分をよく理解して信頼することが自信につながります。
今回は、自信を失う原因や自信を持つために必要なマインドについてご紹介します。

いま自信を失っている方は、是非続きをご覧ください!
過去の記事も併せて読むと、さらに理解が深まります♪
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自信を取り戻す2つの要素とは?−ワークで簡単に復活(体験談あり)−
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自己肯定感とは?−幸福度が低い日本人が幸せになるための条件−
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目次(押すとジャンプするよ)
自信がある⇨幸福度も高い
心理学でも言われていますが、自信と幸福感には関連があり、自信がある人は幸福感も高い傾向があります。
確かに「成功していても自分に自信がなければ幸福度は上がらない」ということは容易に想像できます。
自信は以下の式で表されます。
自信
自信 = 自己肯定感 × 行動(経験値)
★ 参考記事:『自信を取り戻す2つの要素とは?』
つまり、自信を取り戻すためには、自己肯定感を上げ、チャレンジ回数を増やしましょう、ということです。
チャレンジする回数を増やしていれば、当然成功も失敗もあります。
上記の式で言えば、「行動(経験値)」と書いておりますので、成功しても失敗しても経験値は積まれます。
「失敗したけど勉強になった!次に活かそう」と前向きに取り組んでいれば、必ずそれは自信につながりますし、あとから振り返ったときに、「あの失敗があったからこそ、そのことについて深く語れる自分がいる」と、自分の価値を認め、自己肯定感を高めることにもつながるのです。
そうは言っても、「どうしても自信が持てない」と歩みを止めてしまうことがあります。
それはどのようなときでしょうか?

自信喪失3つの原因と対処法
自信を失う原因には、次の3つがあります。
自信を失う3つの原因
①失敗に対する不安
「失敗したらどうしよう」「怖い」「失敗したときに立ち直れるだろうか」という思いが先立ち、チャレンジ回数が減る
②将来に対する不安
「本当はこうした方が自分にとって良い」とわかっていても、生活環境の変化を不安に思い、手堅い消極策を採用。現状維持が続き、チャレンジして突き抜けることはできない
③他人からの評価に対する不安
周りからどう思われているのかが気になり、本当はやりたいことであっても、思い切った行動やチャレンジができない
チャレンジができないときは、この3つの原因に当てはまることが多いです。
このとき人は、消極的になり自信を取り戻す機会を逃してしまいます。
そのような状態で、幸せは見つけられるでしょうか。
自信がなければ自分にモヤがかかったような状態なので、幸せを見つけることが難しいのです。
自信を失う3つの原因に対処し、自信を取り戻すために、3つのポイントがあります。
自信を失った時の対処法
①「小さなチャレンジを繰り返す」
②「徐々に変えていく」
③「自分軸を持つ」
それぞれについて解説します。
①小さなチャレンジを繰り返す
「小さなチャレンジを繰り返す」とは、「自分にもできることをコツコツこなすこと」です。
苦手なことは一旦脇に置き、「これだったら自分にもできる」というものを見つけて実行します。
「小さなチャレンジ」ですので、成果は小さいかもしれませんが、失敗のダメージも大きくはありません。
だからこそ、着実に経験値を稼ぐことができます。
②徐々に変えていく
「徐々に変えていく」とは、「本当にやりたいことや理想に一歩ずつ近づいていくこと」です。
急な変化は、いまの自分の生活や環境とのギャップが大きなストレスになるので、将来に対する不安も大きくなります。
ですが、少しずつ許容範囲を広げて慣れていけば、いつかは目標にたどり着きます。
例えるなら、いまの仕事を急に辞めて別の仕事に就くのではなく、いまの仕事をしながら少しずつ副業について勉強し、副業が軌道に乗ったときに転職するようなイメージです。
コンフォートゾーンという自分にとっての心地よい領域を徐々に広げるためには、慣れないことにチャレンジする必要がありますが、チャレンジを繰り返せば徐々に領域は広がり、いつかは自信がついてくるということです。
③自分軸を持つ
「自分軸を持つ」ことについては後述しますが、「自分の意思や気持ちは自分で決める」ということです。
「他人がこう思うだろうから、やらない」というのではなく、「自分がやりたいから、やる」「他人はこう言っているけど、自分はこれが楽しい、幸せだ」と自分で決めることができるということです。
自己中心的になれということではありませんが、「自分がどうありたいか」を基準とし、自分の感情や意思にもっと興味を持ちましょう、ということです。
この3つの自信が持てない原因を理解し、対処法を実践しましょう。
自信を取り戻すためには、「自分にできることがあった」「何かをこなすことができた」という事実確認を繰り返すことが重要です。
自己肯定感を高め、自信をつけることで、幸福感も上がっていきます。
★ 参考記事:『自信をつけるイメトレ|夢に近づくヒント』

自信喪失は他人軸から
簡単に言うと、次の通りです。
自分軸の人=自己肯定感が高い=自信がある
他人軸の人=自己肯定感が低い=自信がない
自分に自信がない人は、「他人からどう見られているのか」を過剰に気にする傾向があります。
あるいは、自分に求めるレベルが高く、いつまでも自分にOKを出すことも褒めることもできないので、自己肯定感が低くなっています。
他人軸で生きている人が自信をつけるためには、他人から「すごいね」と褒めてもらうのを待つしかありません。
そして、他人から反対意見を言われたり、失敗を追及されたりすると、自分の存在すら否定されたような気がして、必要以上に落ち込みます。
「そんなこと、気にするな」とアドバイスされたとしても、他人から言われた言葉を頭の中でリフレインし、いつまでも抜け出すことができません。
このように、他人の基準に自分の幸せ度合いを当てはめる他人軸の人は、他人からの評価がすべてです。
自分の価値を他人に委ねてしまうので、自己肯定感はいつまでも上がりません。
逆に自分軸を持っている人は、自分が何を好きなのかを知り、それを実行することで自分を喜ばせることができるので、他人からどう思われていようが、小さなことでも大きな満足を感じることができます。
他人の目を気にせずチャレンジできるので、経験値を積み、自信を持つことができます。
例えば、自分の大好きな香りを知っている人は、その香りのアロマや香水を使うだけで心が満たされ、気分が上がります。
些細なことでも自分との約束を守り、自分を褒めてあげられる人は、他人の意見など関係なく、自分次第で簡単に幸せになることができます。
ワクワクすれば、心にプラスエネルギーがたまり、幸せに近づきます。
自分が好きなこと・本当にやりたいこと・幸せを感じることを知り、実行することで、自分を喜ばせることができます。
それが自分を大切にすることであり、自己肯定感を高め、自信を持つことにつながります。
たとえ、その内容が他人と違っていても良いのです。
他人の基準を採用するのではなく、自分が幸せになれる基準を、自分で設定してください。
自分だけの幸せの基準を知ることは、自分の人生を歩むうえで必要なことです。
★ 参考記事:『自分軸で生きる方法|客観性を取り入れてブレない柔軟な軸を持とう』

自分の幸せ軸で自信を取り戻す
あなたは、当てはまりませんか?
- 就職活動のときに「人に知られても恥ずかしくない会社」を選んだ
- 付き合う異性を選ぶときに「友人に自慢できるかどうか」を気にした
- 会社に辞意を告げたとき「辞めるなんてもったいない」と言われ、結局辞めずにイヤな仕事を何年も続けた
もし心当たりがあるならば、自分の気持ちよりも「他人にどう見られるか」を優先して生きてきたのかもしれません。
他人から「すごい」「羨ましい」と言われるような人生が、あなたにとって幸せとは限りません。
自分の基準で、自分の好きなことを、自信を持ってやることが幸せにつながります。
この自分の幸せ軸を持つことが、自己肯定感を上げることになるです。
もし周りの人が、「そんなの後で後悔するよ」「安定しない人と結婚したらダメ」と言ってきたとしても、自分自身の心が幸せで満たされているなら、それで良いのです。
自分の基準で動くことの足を引っ張ってくるような人は、あなたを幸せにしません。
自信がない彼らは、あなただけが幸せになることを応援してくれないので、なんとしても先に行かれないように足止めをしてくるのです。
大切なものは、そんな彼らのアドバイスではなく、自分自身の本当の気持ちです。
あなたの気持ちは、あなた以外の誰かがわかるものでもないのです。
まずは、自分のことをよく知ろうとしてください。
自分の気持ちを大切にして、やりたいことにチャレンジし、徐々に変化しましょう。
それが自己肯定感を高めて自信を持つことにつながり、幸せな人生を歩む大きな一歩になります。

まとめ:自信喪失の原因
口癖のように「自信がない」と言う人がいます。
それは、本当に自信がないのか、周りの人を侮らせるために言っているのかは分かりませんが、そこに「他人からの評価」は介入していないでしょうか?
「自信がないフリをしていた方が、あとで成功したときに周りからの評価も大きくなる」と他人からの評価を期待するのは、既に他人軸です。
そのようなことをしなくても、自分を好きであれば、「ここまでできた自分って最高!」と自分で褒めることができます。
あなたは既に輝いています。
ありのままの自分を愛してください。
あなたはあなたのままで、充分に価値があるのですから。
大丈夫です!
今回の記事のポイント
- 自信を失う原因は「失敗に対する不安」「将来に対する不安」「他人からの評価に対する不安」
- 3つの不安への対処法は「小さなチャレンジを繰り返す」「徐々に変えていく」「自分軸を持つ」
- 「自分軸」とは、「自分がどうありたいか」を基準とする生き方や考え方
- 自信を持って幸せになりたいのなら、他人の基準を採用するのではなく、自分が幸せになれる基準を自分で設定する
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