
カサカサ…ガリガリ…トントン…
(一生懸命絵を描いている)
わんわん!(何やってるの〜?)


絵描き中は全集中しているので、モヤモヤとかイライラを忘れてるんだよね!
さっき感じたイライラも、どこかへ消えちゃったよ〜
当ブログを読んでくださっている方の中には、いま目標に向かって頑張って取り組んでいるけど、挫折しそうになっていたり、やる気が減っている方もいらっしゃるかもしれません。
常に100%のモチベーションを維持することは、難しいですよね。
周りの環境がそれを許さなかったり、急なトラブルがあったら、順調にはいかないものです。
だからと言って、目標を達成しないまま放置するとどうなるでしょう。
一度や二度の挫折は仕方ないかもしれません。
しかし、挫折経験を重ねるごとに、「やっぱり自分はダメ人間なんだ…」という思いを強めることになりかねません。
自己肯定感が下がって自信を失ってしまい、できるものもできなくなってしまいます。
そうならないために、挫折しそうなときやモチベーションが下がったときに、是非試していただきたいことがあります。
いつもは挫折していたかもしれませんが、いつもと違った行動をすることで、変化は生まれます。
目標を達成する可能性を少しでも上げるために、取り組んでみてください。

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目標設定を見直して成功体験を積む
あなたは何かにチャレンジするとき、長続きしますか?それとも挫折しやすいですか?
「何をやっても上手くいかない」「いつも三日坊主で続かない」
このような方は、一旦、自分の立てた目標を見直してみましょう。
目標見直しのコツ
- 少し頑張れば達成できる程度の小さな目標に立て直す
- ゴールまでの道のりを細分化し、各項目をクリアすることでゴールに近づくシステムにする
目標に向かってチャレンジしても、なかなか結果が出ないと諦めそうになります。
しかし多くの場合、現状とはかけ離れた夢物語を目標に設定し、めげているだけです。
やる気満々で始めても、目標が高すぎてなかなか達成できないとなると、モチベーションを保つことができません。
挫折経験が多くなると、「どうせまたできない」「自分はダメ人間だから仕方ない」という『思い癖』ができてしまいます。
そうすると、自分との約束を守れなかったことで自己肯定感は下がり、ますます自信を持てなくなってしまいます。
逆に、目標を細分化して組みなおせば、小さな目標をたくさんクリアすることで、達成感や成功体験を何度も経験することができます。
小さな成功であっても、「できた」という気持ちを重ねることで気分も上がり、いつの間にかゴールに近づきます。
「自分にもできる」「何度も成功できた」「自分ってすごい」という『思い癖』が徐々に作られ、自己肯定感は高まり自信につながります。
★ 参考記事:『自信を取り戻す2つの要素とは?』
小さな目標設定が大事
ダイエットの例で説明します。
「1ヶ月で10キロ痩せる、間食は一切禁止、毎日1時間走る!」というかなり無理した目標では、大好きなお菓子を食べられないストレスとジョギングの時間確保に困難を感じて失敗します。
一方、小さな目標に変えるとどうでしょう。
「間食はできるだけ我慢。どうしても我慢できないときは低カロリーのお菓子にしよう。仕事が早く終わった日はジョギング。最終的には10キロ、最初の1ヶ月は3キロくらい落とせばいいかな。1ヶ月の様子を見てから、次の月に何キロ落とすか決めよう」
このように無理のない小さな目標であれば、取り組みやすいのではないでしょうか。
1ヶ月取り組むことができたら、「ジョギングのスピードを速めて距離を伸ばそう」というように、少しずつハードルを上げるようにすると、時間はかかってもゴールまで到達しやすいです。
何かに行き詰まったら、小さな目標に変えてみて、自分がより多くの成功体験を味わうことができるように計画を立て直しましょう。
自己肯定感を高める秘訣は、「自分にもできた!」と成功体験を積むことです。
目標を小さくすることは甘えではありません。自分をマネジメントする上で必要なことです。
自分に合ったレベルを探し、取り組んでいきましょう。

挫折の自己嫌悪から抜け出す
なかなか目標達成できずに挫折すると、すべてにおいてやる気がなくなってしまいます。
自己肯定感は低くなり、自信も失います。
そんなとき、自分のことが酷く嫌いになったりします。
自暴自棄になり、周りは敵だらけに思えて、気もそぞろになってしまうこともしばしば。
このように自己嫌悪に陥ったときは、『小さなことに真剣に取り組む』ことがオススメです。
何かに集中していると無心になり、時間を忘れていたという経験は、誰にでもあるでしょう。
そのときは、やる気のなさやモヤモヤを忘れています。
一旦モヤモヤから距離を置いてみると、冷静さを取り戻し、モチベーションが復活します。
そこからまた目標に向かうことで、スッキリした気持ちで成功に向かうことができます。
自己嫌悪が酷くて「すべてがもう嫌!」というときでも、目の前の作業に集中しているときは、不安も嫌な気持ちもどこかに行ったりするものです。
うつ病など、心が病んでしまった場合に行動療法や認知療法をとられますが、それに似たようなものです。
★ 参考記事:『自己否定から抜け出す言葉のマジック』
挫折は何かに集中することで忘れる
挫折してメンタルがズタボロになったときは、大した作業でなくても、真剣に取り組んでみましょう。
大袈裟に言えば、ミッションとかプロジェクトの気持ちで挑むのです。
例えば、コーヒーを淹れる際、最高に美味しいコーヒーを効率的に淹れるにはどうしたら良いかを真剣に考えます。
お湯を沸かしながら何を準備したらいいのか考え、美味しいコーヒーをイメージして香りを堪能しながらドリップし、最高に気分の上がるカップで味わうミッション。
どんなことでもプロジェクトにして良いのです。
お風呂に入る、皿を洗う、ストレッチをする、コピーをとる、メールを打つなど、集中できる場面はたくさんあります。
集中するのが難しければ、実況中継しても良いでしょう。
「お風呂に入ります。お湯の温度はちょうど良く気持ち良いくらいです。右足からお湯に入ります。肩までつかります。体の表面は温かく、もう少しで体の芯まで温まってきそうです」
集中していなければ実況中継は出来ませんので、それだけ真剣に取り組んでいることになります。
他にも、時間を決めて集中しても良いです。
例えば、メールの返信を3分間でこなそうとするなら、どのメールに返信するかを瞬時に判断し、文面もすぐに決めなければなりません。
極限まで集中し、返信メールを打ちます。
時間を制限すれば、いろいろな工夫も生まれます。
「メールの文章は3行以内で簡潔にすれば、短時間でもこなせる」
「コピーをとる順番は、会議で使う順番にしておいたら後で楽だ」
効率的にする方法を考えていれば、いつの間にか集中しており、嫌なことを忘れます。
いつまでもモヤモヤしていると、仕事もプライベートもパフォーマンスが下がり、さらなる自信喪失につながります。
心がモヤモヤしたときは、何か目の前のことに集中して取り組んでみてください。
一度モヤモヤから離れれば、冷静に考える頭が復活しているかもしれません。
挫折したときは、目の前のことに集中することで、モヤモヤ考えることに時間を取られなくて済むと同時に、様々なアイデアが生まれるので一石二鳥です。

目標を見失ったら初心に戻る
目標を見失ってやる気が湧いてこなかったり、何かに足を引っ張られているような気がして前に進めないときは、一度、初心に戻りましょう。
自分の目標や目的を再確認するのです。
指針があるのとないのとでは、気持ちのブレ方が異なります。
気持ちが大きくブレると、「私って何をやっているんだろう…」と自分を見失い、自己肯定感が下がってしまう原因になります。
例えば、
「チーム全体やる気ナシ。自分一人だけ頑張っても仕方ない」
「親が反対しているしお金も心配。一人暮らしはしない方がいいかな」
「美容室を予約していたけど、雨がひどいからキャンセルしよう」
このように、目的はあったはずなのに何かを言い訳にして諦めたり、気持ちが乗らないことがあります。
そのようなときは、初心に戻って「どうしてそれをやろうと思ったのか」を考えると、やる気を復活させることができます。
よく入社3年目くらいの中だるみのときに、「入社時の気持ちを思い出しなさい」と言われます。
これが大切なことだからです。
例えば、チーム全体のやる気がなく、自分だけ頑張ることに疑問を持っているとき、「そう言えば入社試験のとき、営業でNo. 1になって目立ちたいなんて言ったんだったな」と思い出すと、いまの自分の気持ちとの差に気づきます。
もちろん、自分のやりたいことが入社時よりも高レベルになっているなら、それは素晴らしいことです。
しかし、入社時の気持ちの方が高いレベルにあるのでしたら、是非、そのときの気持ちをもう一度噛み締めてみましょう。
要は、目的を見失っていないですか?ということです。
「そう言えば、このプロジェクトを成功させて大好きな上司に恩返ししたいんだった!」
「自分の力で生きたいから一人暮らししたいんだった!両親に甘えてばかりいられない!」
「美容室を予約したのは、自分の魅力を引き出す髪型にするためだった!素敵な人と出逢うんだ♪」
このように初心を思い出せば、「よし、やるぞ!」と行動したくなるでしょう。
目標が大きいほど、クリアするまでに時間がかかったり辛いこともあったりして、心が折れそうになります。
ですが、一歩が踏み出せないときは、一旦立ち止まって目的を再確認したり、自分でもクリアできる目標に立て直すことで、またやる気を充電することができます。
自分に成功体験を積ませてあげることが、自己肯定感を高め、自信を持つためのポイントです。
自分との約束を疎かにしていないか、いま一度確認しましょう。

まとめ:挫折しない目標設定
誰にでも挫折しそうなときはあります。
そのときに、いつもと同じ行動をするのか、いつもと違った行動をするのかで、その後の結果に大きな違いが生まれます。
今回ご紹介したことは、当たり前のことかもしれません。
しかし、当たり前のことは当たり前すぎて忘れてしまいがちです。
ポイントは、目的を見失わないことと、小さな達成感をたくさん味わうことです。
どんなに小さなことでも、行動したり気づいたりしたら、必ず自分を褒めてあげましょう!
それが自己肯定感を高め、自信を持つことにつながります。
今回の記事のポイント
- 目標達成できないときは、自分にもできる小さな目標を設定し直し、成功体験をたくさん積む
- 『自分にもできる!』という『思い癖』をつくる
- 『小さなことに真剣に取り組む』ことでモヤモヤから離れ、冷静さとモチベーションを取り戻す
- 指針を作ることで、ブレない自分ができる
- 目標や目的を見失ったら、初心に戻って考える