
先に与えれば自分に返ってくる!
だから、僕の命くらい大切な羊皮レザーのジャケットをプレゼントします!
ややや、ちょっと待って!
命くらい大切なんでしょう!?
それ手放すと羊くんの心にダメージあるんじゃ…?


いいや!大丈夫です!
もっと良いものが自分に返ってくるはずですから!
いや、違うって!
大丈夫じゃないって!
人に何かを与えるなら、余裕のある部分から渡そう!
渡してもダメージないものを渡そう!
それ、もらっても重いし!

良好な人間関係を築くために「与える」ことは有効です。
仕事では特に、気の利いた人は評価が上がります。
それだけ周りは「与えられること」を期待しているということです。
周りには見返りを求めて与えてくる人だっています。
その人たちに何も返さないでいると、人間関係でギクシャクしだします。
お返しすることに過剰にプレッシャーを感じることはありません。
しかし「お返し」の前に「ギブ」する精神を身につけておくことで、もっと人間関係は良好になります。
今回は、ギブ(GIVE)精神で人間関係を良好にする方法をご紹介します♪
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今回の記事は…
- 人間関係で不安がある
- 人気者になりたい
- 上手なギブ(GIVE)の方法を知りたい
このような方のお役に立ちます!
目次(押すとジャンプするよ)
人間関係でギクシャクしない『ギブの精神』

人は何かを手に入れたいとき、
与えられる方法を考えます。
当然と言えば、当然です。
与えられたら嬉しいですもの。
しかし、旧約聖書に有名な言葉があります。
「与えよ。さらば与えられん」
与える人の元に欲しいものがやってくるという意味です。
だからと言って、「先行投資したから、返ってきてもらわないと困る」と考え無闇に与えても逆効果。
人間関係でも、「私がコレやってあげたんだから、あなたもそうしてよ」と見返りを求めると、ギクシャクしてしまいます。
「困る」前提の先行投資は、自分の心も豊さもすり減らして意味がないからです。
「与え方」と「与える前提条件」
自分が不足しているのに与えようとすると、「与えたから返してよ!」と見返りを求めるようになります。
人は不足を埋めたがる習性があるからです。
本物の「与える人」は心にも豊さにも余裕があります。
心も物質面も豊かな人は、まず自分を満たし、
余った分を分け与えようとします。
だから、見返りがなくても、心も物質面も満たされている状態を維持できるのです。
人間関係でギクシャクしないためにも、まずは自分を満たしてから与えるようにしましょう。
「与え方」と「与える前提条件」
与え方 : 自分からはみ出た余裕部分を与える
前提条件 : 自分がまず満たされていること
ギブの王道:人間関係で有効なギブ行為

人間関係を良くしたいとき、ギブの精神が役に立ちます。
ギブの王道は3つあります。
「喜ばせる」「感謝する」「褒める」です。
GIVEの例
- プレゼントする
- ありがとうを言う
- 笑顔で接する
- 質問して興味を示す
- 相手のことを覚える
- 誘いに乗る
- 素敵な点を伝える
- 一緒に楽しむ
自分に負担が出ない程度でギブできることを探し、トライしましょう。
実はギブの行為は、「相手の立場に立ったときに喜べるかな?」と想像を膨らませることで、発想の転換の練習にもなります。
ただし、「自分が喜ぶことだから相手も絶対に喜ぶはず」という思い込みは捨てましょう。
自分と相手では価値観が違います。
相手が嬉しそうな反応をすることを期待するのも、見返りを求めた行動です。
「全然嬉しそうにしなかった」と腹を立てても意味がありません。
それはギクシャクの原因になります。
自分が好きでやってるんだから♪
…くらいの余裕がある精神状態のときに与えた方が無難!

余裕がなさすぎてギブできない!?
自分が満たされず辛い思いをしているとき、自分のことだけに目を向けがち。
どうしてもギブの発想を忘れてしまいます。
このようなときこそ、与えることができる部分はないか考えましょう。
そうは言っても、「さっき、自分を満たすことが前提って言ったじゃん」と思われるかもしれません。
もちろんそうですが、
ずっと埋まらない溝を見つめ続けるのも苦痛です。
要は、自分の見つめ方を工夫すれば良いのです。
自分がすべてにおいて満たされていないということはありません。
他人が苦手なことも、自分は得意ということがあります。
必ず、自分にもどこかにギブできることがあるのです。
例えば、家庭はうまくいっていないけど、
仕事は絶好調なら仕事の面でギブ。
勉強には自信がないけど体力があるなら、
体力を使って人の助けになることでギブ。
友達はいないけどお金があるなら、
募金箱や神社のお賽銭でお裾分けしてギブ。
必ず誰かの助けになることはあります。
その点を見つけて、余裕がある部分だけ与えることならできるはず。
自分にも与えることができたという思いが、さらに自分の心を満たすことにつながります。
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『ギブの精神』奥義!本気の誉め殺し!

お世辞とわかっていても、褒められると嬉しいもの。
当たり前ですが、相手を馬鹿にする言葉より、
褒め言葉を伝える方が、人間関係を良好にする上で得策。
だからと言って、
嘘っぽい褒め言葉を連発しても逆効果です。
ちなみに筆者は、称賛に値する相手の褒めポイントを見つけ出し、徹底的に褒めます。
相手の良い面を見る訓練にもなりオススメです。
本気の誉め殺し方法にはいくつかポイントがあります。
私はお世辞を言えません!
嘘をつくと気持ち悪くなります。
その代わり、本気で褒めてる!

褒めるポイント①褒めた理由を伝える
相手を褒めるときに「いいね」だけ言っても、相手には何が良いのか伝わらず、「口先だけではどうとでも言える」と解釈されてしまいます。
なぜ良いと思ったのか、どういうところが好きなのかなど、褒めた理由まで添えるようにしましょう。
「かっこいいネクタイですね!私はそのチェック柄が好きなんです!」
「いつも笑顔で、周りを元気にしてくれてありがとう!素敵です!」
こう伝えると、相手は「なるほど!」と喜んでくれます。
〇〇だから好き!
〇〇だから良い!
理由をつけて褒めよう!

褒めるポイント②事実を本気で褒める
心にもないことを褒めても、「お世辞ばかりだな」と相手に違和感を与えてしまいます。
褒めるのに嘘をつく必要はありません。
自分が本当に「ここは褒めたい」と思える場所を見つけて褒めましょう。
人には必ずプラスとマイナスの両面があります。
必ず褒めることができる点が見つかるはずです。
褒めるところが見つからないのであれば、相手が悪いのではなく、自分の物事の見方がネガティブに偏っている証拠。
その状態だと自分の良いところすら見つかりません。
良いところを見る訓練が必要でしょう。
褒めるポイントが見つかったら、全力で褒めます!
小さなことを大きく褒める意識です。
相手が喜ぶように伝えましょう。
褒めることは勿体ないことではありません。
相手が喜び、自分もの視野が広がる良いことです。
だから、褒め惜しみせずに褒めましょう。
褒めの大盤振る舞い!

自己重要感を与える
人は、「認められたい」という「自己重要感」を大切にして生きています。
人間学のデール・カーネギー氏も、「自己重要感は、食欲や睡眠欲よりも強い」と説いています。
褒められると嬉しいのは、自己重要感が満たされるからです。
ここで少し想像しましょう。
あなたは、自分のことを褒めてくれる人と、褒めてくれない人のどちらを褒めたくなりますか?
恐らく自分を褒めてくれる人を褒めたくなるでしょう。
つまり、自分が周りを褒める人になれば、逆に周りから褒めてもらうことができ、自己重要感が満たされていくということです。
ギブすれば、返ってくるのです。
家族、友人、恋人にギブするのは簡単かもしれません。
仕事では、上司・部下・顧客など、ギブする相手はたくさんいます。
生産性が高まる企業の特徴は人間関係が良いことです。
人間関係の良い人は仕事もでき、周囲の高い評価も得て、高い地位・収入を得ます。
反対に、「仕事が嫌だ」と愚痴ばかり言う人の多くは、人間関係がうまくいっていません。
ギブすれば、人間関係のギクシャクは減ります。
あなたは与えられるのをずっと待ち続けていませんか?
自分からギブしているでしょうか?
一度、自分を振り返ってみましょう。
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褒められても嬉しくないし!
(僕はそう見えるんだ。ちょっと嬉しいかも…)

\ 成功者には『ギブの精神』を持っている人が多い! /
まとめ:ギブの精神は人間関係で有効

ギブをするなら、自分が満たされていることが前提です。
そうでないと見返りを求めたギブをすることになります。
確かに先行投資が大事という場面はあります。
しかし、自分ではなく他人に見返りを求めるのは違います。
将来の自分のための先行投資はOK。
見返りを求めるギブは、自分のためにならないからアウト。
これだけ覚えておきましょう。
自分の余裕のある部分からギブしましょう。
そうすることで、人間関係が円滑になります。
今回の記事のポイント
- ギブの精神は見返りを求めない
- 見返りを求めると人間関係がギクシャク
- 自分が満たされていることがギブの条件
- 余裕のある部分をギブ
- ギブの王道:
「喜ばせる」「褒める」「感謝する」 - 事実を本気で褒める
- 褒める理由も伝える
- 自己重要感を与えることが大事
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