
あれしなきゃ、これやっとけばよかった、こうなったらどうしよう、選択が間違っていたのかも、できないかも、嫌われるかも、時間がない…
…ぐるぐる…ぐるぐる…
ドッカーン!!!!
(…思考停止…)
あわわ、羊くんが大変なことに!
自己嫌悪ループで頭がオーバーヒートした?
一度、全部にケリをつけて、スッキリさせる必要がありそうね。

あなたの頭の中は、悩み事もなくスッキリしていますか?
- 家でも仕事について考えている
- 嫁と喧嘩したから、仕事に集中できない
- 試験のことを考えたら夜も眠れない
このような経験は誰にでもあるでしょう。
しかし、人は悩む必要のないことにまで悩んでいたりするものです。
中には、過去に経験した嫌な記憶を昇華できず、いつまでも悩んでいることもあります。
自己肯定感が下がると、自己嫌悪に陥りがちです。
もし、過去の記憶によって「悪いのは自分」と自己嫌悪に陥っているのならば、今回ご紹介するマインドを取り入れましょう。
いかに自分が考えすぎて時間を無駄にしていたかがわかるようになります♪

今回の記事が参考になる方
- 自己嫌悪に陥りがち
- マイナス思考
- 失敗を引きずる
- パニックになりがち
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断捨離するのはモノだけじゃない!−人間関係と感情を捨てる驚きの効果−
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目次(押すとジャンプするよ)
自己嫌悪から立ち直るコツ
失敗したことによる自己嫌悪から立ち直れず、いつまでも次に進めない人がいます。
しかし、立ち直らなければ、最高のパフォーマンスを発揮することができません。
失敗をしない人はいません。
失敗したら、誰でも落ち込むものです。
しかし、失敗の経験を見えないように蓋をして放置するか、蓋を開けて処理をしておくかで、その後の精神状態に差が出てきます。
「蓋を開けて処理」とは、心の中で過去の失敗を「成功体験」に変えておくということです。
これが自己嫌悪から立ち直るコツです。
感情は感じ尽くすと昇華されます。
心の中にネガティブな感情が溜まっているのなら、その感情と向き合って味わい尽くすことで、完結させていくことができるのです。
失敗して、感情と向き合い、成功体験に変えておく。
この手順で自己嫌悪から立ち直ることができます。
★ 参考記事:『心のゴミの正体を知って掃除しよう|ネガティブな感情を手放す方法』

失敗の記憶をプラスに変換する3ステップ
実は、人の脳は心の中でイメージしたことと、現実に起きたことの区別がつきません。
この仕組みが引き寄せの法則やアファメーションに紐づくのですが、失敗もイメージの中で良い印象に変えておけば、ハッピーな出来事が引き寄せられてくるということです。
これだけで、いまよりずっと気分良く、自信たっぷりに生きていけます。
失敗の経験をプラスに変換する手順は以下の通りです。
失敗の記憶をプラスに変換する方法
【STEP①】
- 「あの時ああしておけばよかった」という過去の失敗や、「こうすればもっと上手くいったのに」と完璧にできなかった後悔を思い出す。
- できるだけ細かく具体的にイメージ。
【STEP②】
- 「ああしておけば」「こうすれば」という行為をイメージの中で実行する。
- 例えば、「あと一言を言っておけばよかった」ならば、相手にその一言をズバリと言うイメージ。
- 「もっと上手く交渉できていたかもしれない」ならば、理想の交渉術をイメージの中で披露。
【STEP③】
- 「上手くいった!」「成功した!」「よかった!」と思えるまで具体的にイメージでき、ほっとした感覚を味わえたらOK
リアルにイメージするほど、失敗のダメージが小さくなってくるのが実感できます。
いつまでもネガティブな感情を心の中に残しておくと、いざ自己肯定感をあげようとプラスエネルギーで上塗りしても、それはただ「臭いものに蓋をした」状態。
ネガティブな感情は感じ尽くして手放すのが鉄則です。
心につかえていた失敗も、成功のイメージに変えたなら、脳は「成功の連続だね!ハッピー♪」とインプットしてくれます。
ネガティブな感情を昇華して、成功のインプットができたら、チャレンジする自信を取り戻していき、自己肯定感が高まるのを感じるはずです。
★ 参考記事:『自分と向き合うことで理想の人生に近づく|嫌な出来事は成長のチャンス』

自己肯定感が低いなら「いま」に集中
自己肯定感が低くなると、自己嫌悪や自己否定が止まらなくなることはよくあります。
そのようなとき、「これからどうしよう」「将来が不安でたまらない」「あのときこうしていれば、今頃…」などと、思考が過去や未来に飛んでいってしまいます。
頭の中は思考でグルグル、心もグチャグチャです。
自己嫌悪に陥ったときこそ、やるべきことは「いま、何をしたら良いか」を考えることです。
現状でのベストを考え失敗から抜け出す
過去でも未来でもなく、「いま」どうしたら良いか。
現状でのベストは何かを考え、選択し、行動することが重要です。
例えば、お客さまからクレームがあったとします。
そんなとき、「何やってんだ。自分って最悪」「自分には何もできない。どうしよう」とオロオロして自己嫌悪に陥っても、何にもなりません。
こんなときこそ、いまできる自分の中のベストをイメージしましょう。
「どんなに怒られたっていい。まずは直接、謝罪しにいこう」
それがベストだと思ったら、すぐに行動に移します。
その後の展開は誰にもわかりません。
だから、状況が動いたときに、展開次第でまたベストをイメージして行動すれば良いのです。

失敗も肯定的に捉える
どんなにショッキングなことが起こっても、「自分はダメ人間」「もっとこうしていたら」と嘆いていても、何の解決にもなりません。
そして、自分のマイナスを埋めるように、あれこれ手をつけ力を分散させても、頭が混乱するだけで成果が出ません。
生きていれば、「まさか?」「もうダメだ!」「信じられない!」ということも必ず起こります。
そういう時こそ、頭を切り替えて「現状でのベストはなんだろう?」とイメージしていくことが重要です。
自分の中でのベストな行動をとっても、失敗することはあります。
しかし、そのときは「こうやってはいけないんだね。勉強になった」「上手くいかないやり方を覚えた」「他にも方法があったんだ!」と肯定的に捉えましょう。
責任のある仕事であるほど、手痛いミスをした場合に、つい隠したくなるものです。
しかし、つい隠したくなるのは、「すみません。ミスしました」と報告した結果を否定的にイメージしてしまい、「どうしよう」「後戻りできない」「評価が下がる」などとパニック状態になってしまうからです。
上司からの怒りや、同僚からの侮り、その後の居づらさなどを考えると、とても報告する気にはなれなくなってしまいます。
しかし、それはただの自分のイメージにすぎません。
実際に報告してみると、「大変だったね!あとは任せて!」「大丈夫、なんとかなるよ」「心配しないで!」と励ましの言葉をもらったり、協力してくれる仲間がいるかもしれません。
頭の中でネガティブなイメージをすると、行動をストップさせてしまいます。
やるべきことは、「現状でのベスト」な行動を考え、良い結果をイメージすることです。
「ピンチをチャンスにしよう、一緒に頑張ろう」と、周囲からの協力を得て挽回する結果をイメージしましょう。
ピンチを乗り越えることができたという経験は、自信にもつながります。
「いつもだったら慌てて逃げていたけど、今回は立ち向かっていくことができた!成長したんだ!」という気持ちが、自分を大好きにさせ、自己肯定感を高めてれます。

自己嫌悪に陥る前にケリをつける
毎日ウダウダと悩み、自己肯定感が下がっている人は、頭の中で思考がグチャグチャと渦巻いて混乱しています。
- 同僚にカッとなって言ってしまったけど、言わない方がよかった…?
- でも、言っておかないとまた同じことがあったら困る
- 同僚が私について愚痴ったらどうしよう
- 嫌われるかもしれない
- 居場所が無くなったらどうしよう
- 会社も辞めることになるかもしれない
- 会社を辞めたら収入はどうしよう
このような具合でネガティブ思考が連鎖し、本来の問題からどんどん離れてしまいます。
ここでさらに別の問題が起こったら、グチャグチャな思考が邪魔をして、ベストなパフォーマンスをとることができなくなってしまいます。
本来の力を発揮できない自分に対し、自信を失ったり、自己否定をはじめるという悪循環になってしまいます。
そんなネガティブの連鎖から抜け出し、毎日をハッピーに暮らしたいのであれば、「ストレスを次の日に持ち越さない」ことが大事です。
一つ一つの問題について、余計な思考を繰り返す前に、その都度スパッとケリをつけるのです。
例えば、パートナーと喧嘩したとき、「自分も悪いけど相手も悪い。相手から謝ってもらいたい!でも、この状態を続けたくはない…。いいや、自分からはやっぱり謝りたくない!」などとウジウジ悩んでも解決しません。
ずっと意地を張って謝らないでいると、別れ話にまで発展することもあります。
「こんなつもりじゃなかった」「あの時こうしていれば」と別れた後に後悔しても遅いのです。
この場合は、自分のストレスを残さないためにも、「喧嘩はその日のうちに解決する」というルールを決めておくと良いでしょう。
できれば普段から、「私は、喧嘩してもその日のうちに話し合って解決したい」という意思表示をしていた方が無難です。
そうしないと、喧嘩中「ひとりになりたいのに、ずっと話しかけてきて面倒だ」と相手に思われてしまいます。
喧嘩をしたら、その日のうちに一度声をかけてみましょう。
「ごめんね。あなたのその態度で私は確かに嫌な気持ちになったけど、私にも悪い部分があった。こうすればよかったのね。今度からは気をつけるよ」
このように、読み上げると1分も掛からず伝えられることを、数日間引っ張ることもないのです。
素直になれず喧嘩を引っ張っている間に、ネガティブ思考は螺旋階段を下るように深いところまで進んでしまいます。
面倒なことを先延ばしにすれば、もっと面倒なことになることを、人は経験から学んでいるはずです。

自己肯定感の高い人は後に引きずらない
変にプライドが高く意地を張るのは、承認欲求が強く自己肯定感が低い人がすることです。
自己肯定感の高い人は、そのときのベストな選択をします。
それが、自分が「悪かった・失敗した・力が足りなかった」と認めることになっても、自己肯定感の高い人は、素直に謝ることができます。
どんな自分でも、価値のある自分だと認めることができているからです。
失敗しても、そこから学ぶ自分を信じているからです。
一つ一つのことにケリをつけるように意識をすると、時間の使い方も上手になります。
悩んでいる時間は実にもったいないのです。
会社でも、気になる仕事はその場で誰かに確認するなどして、自分の疑問を解決するようにしましょう。
疑問にケリをつけていれば、「退勤後に不安が大きくなって、夜のデートに身が入らない」なんてこともなくなります。
小さな不安やトラブルはその場ですぐに解決する習慣をつけましょう。
そうすることで、1日の中のハッピーな時間が増えます。
いかに自分の機嫌を自分で取っていくのかが、自己肯定感を高めて幸せになるためのコツです。

まとめ:自己嫌悪から立ち直るコツ
自己肯定感が低いときは、思考も行動も鈍くなります。
そんな自分に気づいたときは、いち早く自己肯定感を復活させる行動をとりましょう。
過去や未来のことを、いまの自分がどうこうすることはできません。
しかし、現時点でのベストを選択することはできます。
過去に蓄積した失敗の記憶やネガティブな感情があるのなら、いますぐ手放しましょう。
ケリをつけていくと、スッキリと軽くてクリアな自分に出会うことができます。
そんな自分が、未来に向かってたくさんのチャレンジをしていくことになります。
自分と向き合いましょう。
要らない感情は手放しましょう。
その上で、どんな自分でも、まるっと愛することができれば、自己肯定感が上がります。
今回の記事のポイント
- 自分と向き合わずネガティブな感情を溜めたままにしない
- ネガティブな感情を見つめ、感じ尽くすことで、感情を手放すことができる
- 過去の失敗をイメージの中で成功体験に変えることで、成功者としてインプットされ、チャレンジできるようになる
- 自己嫌悪に陥ったときは、過去や未来、あれもこれもと力を分散させず、「いまベストな選択は何か」に集中して行動する
- ストレスや悩みは「翌日に持ち越さない」
- 余計な思考でグチャグチャになる前に、一つ一つケリをつける
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