
ガサゴソ…ガチャガチャ…
…
うわ—————ん!!!!

わんわん!
(急にどうしたの!?)


この散らかっている状況と向き合いたくなくて…
こんなに散らかしてたんだなと思うと、私って…
わんわん!
(散らかった部屋と向き合えないのは、自分と向き合えていないということだよ!
だから、自分を見失っているんじゃん!)

前回まで、『自己肯定感を高めると幸せになる』ということについてお伝えしました。
★ 参考記事:『自己肯定感とは?』
あなたはあなたのままで、もともと素晴らしく価値のある存在です。
ただし、もっと幸せになるためには、自分らしさを知り、自分に対する見方を変える必要があります。
ポジティブやネガティブに偏りすぎず、その両面を見つめてニュートラル(中立)な見方をすることで、ありのままの自分を知ることができます。
それが、『自分探し』です。
そうは言っても、『自分に対する見方を変えるなんて、まだイメージできない!』『もっと手っ取り早く変化を感じたい!』『はやく何か行動を起こしたい!』という方もいらっしゃるでしょう。
今回は自分探しの第一歩として、オススメの方法をご紹介いたします♪

自己肯定感を高めるのは地道な作業です!
知識を入れても行動しなければ何も変わりません…
今回ご紹介するのは簡単な自分探しの方法ですので、是非お試しください^^
目次(押すとジャンプするよ)
掃除は自分探しの第一歩
よく人は、「自分を変えたい」「新しい自分になりたい」という思いで自分探しを始めます。
だからと言って、無理をして憧れの人と全く同じ見た目になったり行動を変えたりしても、本当の自分を見失ってしまいます。
「新しい自分になる」と言って別人になろうとしても、無理なのです。
それは、あなたの本来の個性を失わせる可能性があります。
だから、このように考えます。
新しい自分=自分らしさに気付いた自分
自分らしさに気づくためには、自分とよく向き合う必要があります。
これが、『自分探し』というわけです。
★ 参考記事:『新しい自分になるとは?』
それでは、自分探しをして新しい自分を発見するための第一歩とは一体何でしょう?
それは、『掃除』です
みなさま、定期的に掃除をしていますか?
「仕事で忙しいから、そんな暇はない」「散らかっている方が落ち着く」「自分には、何がどこにあるのかちゃんとわかっているんだよ!」
…など、色々な声が聞こえてきそうですね。
実は、部屋の掃除・不用品処分をすることで、手っ取り早く自分探しの第一歩を踏み出すことができます。
想像してみてください。
無駄なものが何もない綺麗な部屋でくつろぐ自分の姿を。
リッチな気持ちであったり、落ち着いていたり、余裕が感じられたりしますよね。
それだけでも自己肯定感は爆上げだということは簡単に想像できます。
掃除の効果は、ただ部屋が綺麗になるだけではなく、自己肯定感を高めるためのステップとしても有効です。
いま自分の部屋を見渡してみて、ゴミや汚れ、ほこり、カビ、不用品でいっぱいではないですか?
客観的に自分の部屋の現状を見ることは、つまり、いまの自分自身の現状を見つめることと同義です。
自分を見失わないために、掃除をすることが大切だということです。
『いまの自分を知る』ことが、今後あなたが本来の輝きを取り戻し、幸せになれるかどうかを決める、最大のポイントです。
掃除は、自己肯定感を高めるために自分自身と向き合うステップなのです。

自分を見つめることを阻害するマイナス要因
ゴミ、汚れ、ほこり、カビ、ガラクタ、不用品、乱雑さ。
これらは全てマイナスエネルギーを発する要因です。
部屋が散らかりマイナスエネルギーが充満していると、人は無意識のうちに、その悲惨で嫌な状況から目を背けてしまいます。
そのため掃除に手をつけられなくなり、自分自身を客観的に見つめることが難しくなります。
自分を見つめ、知ることができないからこそ、自分にとっての正解が何かわかりません。
いろいろな場面で選択を誤り、間違ったことに気づかないまま道を進んでしまいます。
つまり、部屋の掃除を通して、部屋の現状=自分自身の現状と向き合い、現実を見つめることができるかどうか。
これが大きなポイントなのです。
そして、「これがいまの自分の部屋。自分そのものだ」とありのままを受け入れることが重要です。
もしマイナス要因がたくさんの部屋に住んでいたとしても、「自分は最悪な人」だとジャッジする必要はありません。
ただし、マイナス要因が多すぎると自分と向き合うことを阻害されるので、それに気付いたなら、「ちゃんと自分に向き合えていなかったな」という気づきだけは得てください。
掃除で自分本来の力を取り戻す
立派に成功して裕福な暮らしをしている人は、自己肯定感が高いことが多いです。
そんな裕福な人の部屋は、「これ以上、掃除する場所がない!」というほど綺麗に整っています。
言い換えれば、自分と向き合い、自分をよく知っているので、何が必要で何が必要でないかがよくわかっている状態とも言えます。
まさに、自分らしさを知った自分になっている状態です。
逆に、たとえ高級なインテリアに囲まれていても、ごちゃごちゃしているのであれば、何かやましいことで成功したり、家庭がうまくいっていない場合があります。
それは、自己肯定感が低く、自分に満足していないため、不足をモノで満たそうとしている証拠です。
不足を埋めるためにモノを買い、一瞬満たされるけれども、その気持ちはすぐに忘れてまた欲しがる。
また新たなモノを買い、モノがどんどん増えていくけど、満たされない。
そして、たくさんのモノに囲まれていても、何が自分にとって大切なのかもわからない…という悪循環が続くのです。
自分のことがますますわからなくなり、自己肯定感は下がります。
そうすると、イライラしたりネガティブになるということになります。
★ 参考記事:『自己肯定感とは?』
よく「仕事が大変だから部屋が散らかっている」「イライラしているから片付けられない」という人がいますが、本当は逆です。
部屋が片付いていないから仕事がうまくいかないし、部屋が汚いからイライラするのです。
つまり、自分の現状を引き寄せていたのは「部屋の状態」とも言えます。
そのことをしっかり認識してから、積極的に掃除し、マイナスエネルギーを取り除きましょう。
マイナスエネルギーを抜き取っていくことで、自分本来の力を取り戻し、物事がうまくいき始めます。

掃除のデトックス効果で自分探し
部屋の掃除や不用品処分は、新しいことを迎えることにつながります。
私たちの体は、新陳代謝が整っていると、身軽でスッキリします。
デトックスをすることで、本来持つ力を取り戻し、かつ毒となるマイナスエネルギーが入ってくることを予防できます。
例えば、賞味期限が切れた食べ物がいつまでも冷蔵庫に入っているとどうなるでしょう。
無駄に場所を取るだけではなく、匂いやカビの原因になります。
また、隙間がなければ冷気の循環がうまくいかず、食べ物が腐りやすくなってしまいます。
ですから、古いものは捨て、気の循環を良くする必要があるということです。
マイナスを取り除けば、視界がクリアになり、いままで見えていなかったものが見えてきます。
不用品を処分していくと、そこに残るのは自分が好きなモノ、気に入ったモノ、必要なモノ、大切なモノばかりです。
それらを眺めていると、「私はこれが好きだったな」「ここに、こだわりを持っているんだな」「このような夢を追っていたな」「これを眺めるだけで幸せを感じるんだったな」など、自分を発見することにつながります。
それに気付いた自分を愛おしく思ったり、素敵だ!と思ったりして、ポジティブな感情を抱くようになります。
これが自分を知り、自分らしさに気づくことで、自己肯定感を上げるということです。
掃除は自分と向き合うことを強制的にやれるので、自己肯定感爆上げ効果が抜群です。
「マイナスを取り除き」、「プラスを入れる」。
この二つにより、人間は本来の能力を発揮し、自信を持ってどんな夢でも叶えるパワーを手にし、人生は劇的に好転していきます。

掃除で自分を見つめる方法
掃除の効果がわかったところで、実際に掃除で自分を見つめてみましょう。
実際に、ご自分の机と部屋の状態をチェックしてみてください。
散らかっている状態を確認し、自分の状態に気づき、マイナスエネルギーを抜き取っていくという手順です。
何事も、一歩を踏み出すことが大切です。
自分らしさに気づき、自己肯定感を本気で高めたいのであれば、ここからスタートしてみてください。
机の状態=頭の中の状態
あなたの部屋の机やオフィスの机を想像してみてください。
何も置かれていないスペースはどのくらいありますか?
机の色が何割くらい見えているか、確認しましょう。
必要なものはすぐに取り出せるように、書類や文房具は整理整頓されていますか?
どこに何があるか、把握できていますか?
書類をめくらないと、必要なものが見つからないような状態になっていないでしょうか?
実は、机の上の状態は、持ち主の頭の中の状態を表します。
机の上がぐちゃぐちゃであれば、悩みや余計な思考が多い状態です。
自己肯定感も低めに傾いている状態と言えます。
きっと頭の中ではあれこれぐるぐる考え、混乱しているでしょう。
決断力が鈍ったり、不安が大きくネガティブに陥りやすいです。
逆に、机の上が整理整頓されているのであれば、頭の中もスッキリしています。
自己肯定感は高く、何が必要で何が必要でないか取捨選択でき、決断力も高いでしょう。
「この書類は後で見よう」と思って机に置いていたら、時間が経つうちに他にも書類が積まれていき、本当に必要な時に見つけ出すことができない…ということも、よくありますよね?
机も頭もぐちゃぐちゃの状態では、物事を始めようと思っても、何かに気を取られたり足を引っ張られたりして、なかなか行動に移すことができません。
机を常にスッキリ片付けておくことで、頭の中に余分な迷いがない状態を作ることができ、思考もクリアで決断しやすくなります。
思考がクリアであればあるほど、本質を見ることができ、自分らしさに気づきやすくなります。
机の上を片付けて、必要なモノだけにしましょう。
テンションの上がるお気に入りの置物などは、ひとつくらいは置いておいても構いません。
部屋の状態=自分の扱い方の状態
忙しい毎日を送っていると、自分の部屋の状態に気づかなくなることもよくあります。
部屋を片付けているつもりでも、モノを移動させているだけで、本当の意味での掃除はしていない人が多いです。
もし、部屋に閉めっぱなしの扉や蓋があれば、全部開けてみてください。
隠れているゴミや汚れ、ガラクタ、不用品が目の前に現れ、あまりの汚れ具合にショックを受けてしまうかもしれません。
恋愛、仕事、家庭、人間関係など、問題を抱えている原因を探ると、自己肯定感が低いことや自分のことを知らなすぎることに行き着く場合が多いです。
それが、「部屋の汚れ」にも表れます。
部屋の状態は、あなたの「自分の扱い方」を映し出す鏡です。
ゴミやほこりが散らかっているのであれば、自分自身を大切に扱っていない証拠。
自己肯定感が低い状態です。
それに気付いたら、「マイナス要因の中で過ごしていたんだな」と認めてください。
そして、それに気付いた自分にOKを出してください。
マイナスエネルギーの中でそのまま過ごしても構いません。それがいまの自分らしさなら。
しかし、もっと幸せになりたいのなら、掃除をしてマイナス要因を取り除くのがオススメです。
足の踏み場もないほど散らかった状態だと、余計な仕事や用事に時間がとられ、一番大切なものを見失っている可能性があります。
ずっと布団を敷きっぱなしであれば、ずっとひとつの悩みを抱えているかもしれません。
うつ病を患う人の多くが、暗い色のカーテンや絨毯を使用していたり、日当たりや風通しのよくない部屋でずっと過ごしているという傾向もあります。
住んでいる環境を眺めることで、自分をどのように扱っているのか、自分がどのような状態であるのかがわかります。
何度も言いますが、自己肯定感を高め、幸せになるためには、まずいまの自分自身の状態を知ることが大切です。
汚れた部屋のマイナスエネルギーは住む人の活力を奪ってきます。
掃除をする気力も沸かなくなるでしょう。
ですが、部屋を見つめ『自分自身の現状』という気付きを得るだけで、人生は変わりはじめます。
足の踏み場もないほど散らかっているのであれば、できるだけ床が見える面積を増やすように片付けをしましょう。
ゴミやほこりが溜まっているのなら、換気をして、拭き取り、自分に新鮮な空気を吸わせてあげましょう。
布団は毎日畳み、ベッドであれば掛け布団だけでも畳んで布団の湿気を逃すようにし、悩みを引きずらないようにしましょう。
日々、できることはたくさんあります。
掃除を続けていくと、「自分自身を大事にできないなら、誰かを大事にできるはずがない」と自然と思えるようになります。
自分の体をいたわり、やる気が湧き、自分が好きになっていきます。
周りの人に対して感謝の気持ちを持つようにもなり、プラスエネルギーも充満していくでしょう。
こんなに簡単なことから、自己肯定感を高める第一歩を踏むことができるということを覚えておいてください。

まとめ:掃除で自分探し
今回は、自分探しの第一歩としての片付けについてお伝えしました。
自分の部屋の状態、机の状態をチェックし、現状を見つめることから始めましょう。
きっと、これからの人生をもっと幸せにするためのヒントがたくさん詰まっているはずです。
今回の記事のポイント
- 自分らしさに気付き、自己肯定感を高めるための第一歩=掃除
- 掃除は自分自身と向き合い、現実を見つめるステップ
- 部屋にマイナス要因が多くあると、自分と向き合うことを阻害され、自分を見失う
- 不用品処分で、自分が好きなもの・こだわり・自分らしさが見えてくる
- 机の状態は、自分の頭の中の状態の表れ
- 部屋の状態は、自分の心理状態の表れ
- 掃除をすることで、「自分自身を大事にできないなら、他人を大事にできるはずがない」と気付く
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