
逃げちゃダメだ
逃げちゃダメだ
逃げちゃダメだ…
どうしたの?羊くん。
どこかの少年みたいに思い悩んでるね。


自分が嫌いなんです。
だけど可能性を見出したくて、自分と向き合います。
でも、欠点が目について目を背けてしまいます…。
そうなんだね。
嫌なことがあったときに見て見ぬ振りしてやり過ごしても、結局また同じ嫌なことが起こるんだよね。
だけど、『自分と向き合う』ことは人生の財産になるから、無駄ではないよ♪

あなたは自分のすべてを理解していますか?
- 何故かいつもうまくいかない
- モヤモヤが取れない
- 理想に近づけない
こう思うなら、自分と向き合うことが足りていないのかもしれません。
自分を理解していなければ、自分にとっての最適な方法がわからず回り道をしたり、嫌な出来事にイライラしたりパニックになってしまいます。
うまくいかない理由やイライラする理由がわからなければ、『自分と向き合う』ことが必要なのです。
今回は、『自分と向き合う』ことについての話です。
自己肯定感を高めるためにも、『自分と向き合う』ことは必須です。

今回の記事は、このような方にピッタリ↓↓
- 自信がない
- うまくいかない
- 自分はダメ人間だ
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目次(押すとジャンプするよ)
自分と向き合うことには価値がある
嫌な気分になったとき、あなたはいつもどのような行動や考え方をしているでしょうか?
「もういや、終わりだ」
「なんで自分ばっかり!」
「あいつだけは許せない!」
このように考えて、悩みを見ないようにしたり、相手を攻撃する人もいるでしょう。
「最悪の気分で過ごすのは時間がもったいない」
「嫌な気分の原因をクリアにして、次に進もう」
「自分と違う価値観もあるんだね、勉強になった」
一方、こう考えて、嫌な気持ちを引きずらないように切り替え、前に進む人もいます。
理想の人生を歩むためには、「嫌なことは成長のチャンスだ」と思えるかどうかがポイントです。
嫌なことから目を背けずに、自分の感情の原因や異なる価値観を知り成長につなげることが、そのまま『自分と向き合う』ことになります。
自信がない人や鬱を繰り返す人は、嫌なことがあったときに、そういう向き合い方が上手にできていません。
飲酒で忘れようとしたり、鬱であれば薬や休養でやり過ごしたりできます。
しかし、それで一時的に落ち着きますが、再度同じ状況になると前回と同じように苦しくなります。
不思議なことに、失敗や嫌な出来事から何かを学び取るまで、同じような嫌な事が続きます。
だからこそ、落ち込んだときはチャンスだと捉え、自分と向き合うことで、嫌な出来事の連鎖を断ち切って軌道修正しましょう。
嫌なことから目を背けず何かを学びとる人は、都度課題をクリアしていくので、落ち込みが再燃することが少ないのです。
嫌な出来事は自分と向き合う絶好のチャンスと捉え、自分を深く知る機会にしましょう。
それを意識するだけで、嫌なループから抜け出す特効薬になり、人生において自分の大きな財産(価値)となるでしょう。

自分と向き合わないと自己肯定感が下がる
いつまでも嫌な気分を引きずると、「自分には嫌なことがお似合い」「私ってこんなもん」「神様は私のことを見放している」と、自分が弱くなった感じがしてしまいます。
それが続くと、「自分は元々ダメ人間だ」という思考が定着し、すべての出来事を「ダメ人間」ベースで捉えるようになります。
嫌なことがあれば、もちろん自分がダメだから。
褒め言葉を言われても、
「自分はダメ人間だから、それは嘘」と受取拒否。
プレゼントをされても、
「自分は受け取る価値がない」と過剰に遠慮します。
「ダメ人間」ベースですべてを捉えると、自分にダメ出しする頻度も増え、自己肯定感が低くなっていきます。
★ 参考記事:『自己肯定感とは?』
- どうして嫌な気分になっているの?
- なぜこんなに落ち込んでいるの?
- これは何が原因かな?
- 誰との関係でこんな風になっているのかな?
嫌な気分になったときは、自分に優しく問いかけ、感情を掘り下げましょう。
嫌な出来事も「学べるチャンスだ」と考えると、「自分が今まで採用してきた考えとは、別の見方や考え方はないのかな?」という思考になります。
自分の「思考の癖」に気づき、「今までと違ってポジティブに捉えてもいいのかもしれない!」「固まった考えを、少し緩めてもいいのかもしれない!」と、自分に許可を出すことができます。
これが、「自分と向き合う」ことであり、自己肯定感が高まるプロセスです。
自分がその感情を持ったことに対し、「なぜ」「どうして」「他に自分のプラスになる考え方はないかな」という思考パターンを作って、感情が湧いてきた都度、自分と向き合う癖をつけていくと、後々すごく楽になります。
「嫌な気分やイライラ」は隠すべき感情ではありませんし、見ないようにやり過ごすものでもありません。
「嫌なことがあったとき」=「学びのとき」であり、「もっと成長できるときだ」と考えることで、発想が明るい方に向かっていきます。
自分と向き合うことから逃げないようにしましょう。

嫌な気分の正体に気付けばOK
いきなり前向きになれなくても大丈夫です。
嫌な気分に襲われたとき、いきなり「冷静に、前向きにならなければ」と思っても無理です。
嫌なことがあって心がざわついているときは、閃きや気づきも、すぐにはやってきません。
どうしても心が落ち着かないときは、ひたすら自分の心の動きを観察しましょう。
「イライラしている」「焦っているな」「悲しんでいる」などと客観的に観察するだけで、心は次第に落ち着いていきます。
すぐに前向きになれなくても、自分と向き合って、いまの嫌な気分の正体に気づくことが大切です。
理由もわからないのに怒るというのは、自分も周りも困らせてしまいます。
「わからない=自分と向き合えていない」ということ。
自分と向き合えば、必ずその理由にたどり着くことができます。
これまでを振り返ってみると、「いつもこのようなときにイライラしている」というパターンを知ることができます。
それがわかれば、嫌なことを避けることができ、余計なことでイライラしなくて済むようになります。
これが、学び、成長するということです。
自分と向き合うことができれば、あなたの人生の方向性も変わっていくかもしれません。

理想が高すぎる人ほど自分と向き合う必要あり
「理想は高い方が良い」とよく聞きます。
確かに理想が高い方が、人一倍努力し、成長できます。
しかし一方で、理想を高くしすぎると自分の非力さや弱さを強く認識することになり、劣等感を持ったり自己否定を始めたりもします。
「理想は高く」が自分に合うかどうかは、自分の性質を見極めてから判断した方が良いでしょう。
理想が高いと他人にも理想を求める
たまに、頭が良く、理想がものすごく高い人がいます。
彼らは「頑張る」のが得意です。
目標は、物凄い集中力で達成するまで追い求めます。
しかし、他人にも同じような頑張りを求めるのが難点。
世の中には頑張るのが得意ではない人もいますし、「我慢は美徳」思想から抜け出し、新しい生き方をしている人もいます。
そういう人たちに理想を語っても響かず、落胆します。
「なぜわかってくれないんだ!」と攻撃もするでしょう。
世の中には価値観の違う人同士が同居しているので、理不尽なこともあります。
理想のために、なんでも「無理して頑張ればなんとかなる」と思わない方が良いのです。
無理が逆効果を呼び人生を浪費することもあり注意です。
それに気づかずに理想が高い人は、「頑張ってるのに、どうしてダメなの!」「努力しているのに、認めてもらえないのはなぜ?」「わからない!」とパニックになったりします。
厳しいかもしれませんが、「わからない」というのは、自分から逃げているからこそ出てくる言葉です。
自分と向き合わずに、「周りの人がこうしてくれないから理想に届かない」と思い、人や環境のせいにします。
他人に答えを求めているうちは、
「わからない」の答えがわかることはないのです。
他人が思い通りになってくれないのは当たり前。
自分にはどうすることもできない、他人の課題にまで侵入するからイライラするのです。
これは他者思考が極まって、自分が何者なのかわからなくなっている状態と言えます。
理想は、勝手に自分が理想と思って作り上げたものです。
そこに他人を巻き込んでいる事を理解しましょう。

理想の人生のために本当の理想を見極める
自分と向き合い、本当の理想を再確認してみてください。
そして理想通りに進まないのを、他人のせいにしていないか、よく振り返ってみましょう。
理想と現実の差がどうして生まれているのでしょう?
なぜ頑張らなければならないのですか?
「頑張っている自分」を認めてもらいたいだけでは?
「理想に届かないと自分が認められない」「頑張りが無駄になる」、そんな気持ちでイライラするのではないですか?
「高い理想」とは、誰にとっての理想なのでしょう?
「会社のため」「チームのため」「周囲の人のため」
一見素晴らしい理想に思えますが、そこを頑張る理由にすると、自分がいずれ崩れてしまいます。
その理想は「自分のための理想」なのか、考え直す必要があります。
頑張るのは、本来自分が幸せを感じるためです。
理想通りにならない理由が「わからない」ではなくて、「本当の自分の望みは何か」を自己分析して、できることから行動することが大切です。
会社が評価してくれないと嘆くなら、会社のために頑張るという理想が、あなたに合っていないのかもしれません。
頑張りを認められたいのなら、自分で自分を認めることから始めたって良いのです。
頑張るのを辞めるのが不安なら、なぜ不安に感じるのかの根本原因を、自分と向き合って探してみましょう。

嫌な出来事は成長のチャンス
思い通りにならないのはラッキーなこと。
嫌な出来事は、自分の弱さを知るチャンスです。
思い通りにならないからこそ人は成長するし、理想を追い求めるのです。
成功する人は、成長する人、勉強をし続けられる人のこと。
理想が高い人こそ、「頑張り」の方向性を正すだけで、成功に向かうスピードをぐんと速めることができます。
そうなるために、まず自分としっかり向き合いましょう。
他人ではなく自分が幸せになるための理想を追い求めましょう。
自分の弱さ、至らなさ、現状の理不尽さから目を逸らしても、成長や学びはやってきません。
いまを見て、周りをみて、いま自分ができる最小限のステップを見つけて実行しましょう。
そうすることで、高い理想を掲げて落胆を続けるよりも、着実に成長できます。
「いまを大切にする」
それが自己肯定感の高い人が持つ成長のマインドです。
★ 参考記事:『自己嫌悪から立ち直るコツ|3ステップで失敗の記憶をプラスに変換』

自分と向き合う人が理想の人生を選択できる人
自分と向き合うことで
自分にとっての最適な選択ができるようになります。
もし、自分の好みの味がわからなければ、レストランでいつまでもメニューを決めることができません。
自分に似合う色が分かっていなければ、服をいつまでも迷います。
一番身近にいる自分についてさえ興味を持てないとなれば、人生そのものの味わい方が希薄になるでしょう。
自分に興味を持って知り尽くしているから、貴重な人生の時間を濃密に味わうことができるのです。
自分と向き合うことは、自分のポジティブ面だけでなく、ネガティブ面も受け入れることです。
ネガティブ面を知るからこそ、人生からネガティブを排除し、ポジティブにパワーシフトするという選択ができ、人生の満足感が高まるのです。

自分と向き合うことで手に入れる思考
自分と向き合うことで、自分にとって必要なものを取捨選択できるようになります。
いま、自分の人生の課題は何か、自分がどの段階にいるのかを、自分と向き合って探ってみましょう。
得意なことと仕事の分野が真逆だからキツいのかな
仕事は辞められないけど、極力自分の好きなことに時間を充てたい
義務感から苦手なこともやってきたけど、別に自分がやる必要はないのかも。家族にお願いしてみよう
自分と向き合うと、このような思考ができます。
自分が好きなことをやらない理由を、他人や環境のせいにして、本当はただ「やっていないだけ」かもしれません。
自分と向き合わず、いつまでも「どうして、わからない」ばかりだと、同じことを何度も繰り返します。
嫌なことは、そこから何かを学び取るまで続いてしまうことを忘れないようにしましょう。
自分が感じている嫌な気持ちと向き合っていれば、自ずと自分にとって最適な選択ができるようになります。
嫌だと感じる選択はしなくなり、ストレスが減る。
そして逆に、ワクワクや楽しいことを選択するようになり、人生の質を高めることができます。
自分の人生を思い通りに、そして楽に生きるためには、自分のポジティブ面もネガティブ面も知り尽くすことから始まります。
自分について「わからないこと」を減らしましょう。
自分と向き合って、「わからない」が減った分だけ、自分を喜ばせる選択ができ、自己肯定感が高まっていのを感じるでしょう。

まとめ:自分と向き合うと理想の人生に近づく
『自分と向き合う』のは、怖いことかもしれません。
忙しい毎日を送っていれば、自分と向き合うことさえ忘れてしまいます。
しかし、自分を理解するほど、最高のパフォーマンスに近づきます。
人生から無駄を省き、自分が喜ぶ最適な選択ができるようになるからです。
布団に入って眠るまでの5分間だけでも、時間を確保するのは難しいでしょうか?
この少しの時間だけでも、自分を理解しようと試みることは、自分に興味を持ち、愛してあげようとする行為です。
是非、日常生活の中で自分と向き合う時間を確保しましょう。
それが、自分を大切にすることにつながります。
今回の記事のポイント
- 嫌なこと=成長のチャンス
- 嫌なことがある度に自分と向き合うことが大きな財産(価値)となる
- 自分と向き合うと、『思考の癖』に気づく
- 理想が高い人ほど自分と向き合って「理想」を見直す
- 成功者=成長者=学び続ける人
- 自分と向き合えば、自分にとって最適な選択ができる
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