人間関係

他人の怒りの気持ちを鎮める方法−自分を守りながら対処するコツ−

他人の怒りを鎮める方法

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迷える仔羊

うわ————ん!
会社に行きたくないよ———う!!

どうした羊くん!?

mariko
迷える仔羊

会社に常に怒っている人がいて、僕が目を合わせると、いつも八つ当たりしてくるんです!!
僕はビクビクしながら仕事したくないですよ!!

わぁ、それは辛いね。
羊くんには怒りをぶつけやすいのかもしれないね。
相手の怒りには原因があるんだろうけど、上手に対処しないと、羊くんのメンタルが危ないね。
よし、今回は他人の怒りに巻き込まれたときにどうするかを考えてみよう♪

mariko

あなたの周りに、感情に任せて怒りをぶつけてくる人はいませんか?
「たまたま」のことにカッとなって怒鳴る人、イライラオーラを放って周囲を緊張させる人。

周囲に怒りっぽい人がいるだけでピリピリした空気が流れ、「怒られるかも」と怯えながら過ごす日々は、ストレスフルで気がおかしくなってしまいます。

今回は、そんな「他人の怒りへの対処法」についてご紹介します♪
怒っている人とは上手に付き合って、自分の心を守りましょう!

★☆★ 自分の怒りを対処したいなら過去記事が参考になります ★☆★

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他人の怒りを鎮める方法を学ぼう

自分自身が怒っているときは、なんとか怒りを鎮めようと自分で努力することができます。
アンガーマネジメントを学べば、自分の怒りをなだめたり、気をそらしたりすることができます。

しかし、自分ではなく目の前の相手が怒りで攻撃してきた場合に、どう対応するかということも大きな問題です。

怒っている人を目の前に、自分だけ愉快な気分でいることは難しいこと。
特にHSP(先天的に敏感で繊細な人)の方は、周りの怒りの感情に影響されて、自分自身も怒りの感情が湧いてきたり、イライラや憂鬱な状態になりがちです。

相手の怒りを抑えながら、他人の怒りに影響されずに自分を守る方法を知っておくことが大切です。

相手の怒りに困惑する人

怒りの原因を知っておく

たまに「理由はないけどイライラする」「何が原因かわからないけど怒っている」という人がいます。
理由があって怒るのならまだしも、怒る理由が自分でもわからないのに、周りの誰かに八つ当たりをするのは大変迷惑な行為です。

大抵の場合、怒りの原因は目の前のあなたにあるわけではありません。

ストレスを溜め込みやすい人は、実はその感情をぶつけられる対象を無意識に探しています。
そして、自分より弱そうな人を見つけたときに、ここぞとばかりに怒りをぶつけるのです。

ただ、そんな他人の事情で自分の人生が振り回され、貴重な時間を怒りに費やしたくはありませんよね。

目の前の相手が怒っていて、怒る理由を聞いても話が二転三転して混乱しているようなら、一緒になって怒らずに、怒りの原因を探るお手伝いをする気持ちが大切です。

つまり、他人の『怒りの感情』ではなく『怒りの原因』に反応した方が、お互いにとって問題解決になるのです。

以前の記事にも書きましたが、怒りが湧く原因は「自分の欲が邪魔されたこと」にあります。

怒りの原因となる欲

  • 『他人と良い関係を築きたい』という欲
  • 『他人から認められたい』という欲
  • 『自分で自由に決定したい』という欲
  • 『楽しんでいたい』という欲
  • 『安心・安全でいたい』という欲

★ 参考記事:『怒りを根本から解決する方法!−イライラのきっかけは5つの欲−』

5つの欲は、人によって強弱があります。
「こうしたい」という欲を邪魔されたときはもちろん、「失敗したらどうしよう」「大丈夫だろうか」など、期待が不安に変わり、蓄積され、爆発することでも怒りを発します。

理由はわからないけど怒っている相手も、この5つのうちどれかの欲が邪魔されている状況だと推測できます。
私たちは常にこの5つの欲が満たされる状況を望んでいます。

心が望む5つの欲が求める分だけ満たされていないと、不満が増殖し、怒りが発生します。
心が満たされていれば、怒りが生じることはありません。

また、悲しみ・不安・罪悪感を覆い隠すために、怒りという形に変えて表現しているケースもあります。

悲しみ・不安・罪悪感を表現することは「弱い自分を見せること」で、相手よりも立場が下に見えると錯覚します。
そこで、悲しみ・不安・罪悪感を覆い隠しながら、最も効果的に相手をコントロールする方法が「怒り」だと勘違いしてしまうのです。

このように、怒りを湧き上がらせる原因は心の奥底にある満たされない思いです。

注意しなければならないのは、相手の怒りを推測することはできても、「原因はこれに違いない」とジャッジすることはできないことです。
複雑な感情が絡み合って怒りに発展しているケースもあり、簡単ではないからです。

ただ、会話の中で「認められたい」「安心したい」という欲が見え隠れするようなら、「あなたは頑張っているよ」「大丈夫だよ、一人じゃないから」「一緒に頑張ろう」と声をかけるだけで怒りがおさまることもあります。

ひとつの参考として、怒りの原因は5つの欲が邪魔されたことだということを知っておくと良いでしょう。

5つの欲を邪魔されちゃぶ台返し

2つのコツで「他人の怒り」を鎮める

他人の怒りに対処する場合、次のことを意識しましょう。

  • 相手の怒りをさらに増殖させないようにすること
  • 怒りの影響を受けて自分が嫌な気分にならないようにすること

そのためのコツが2つあります。

「他人の怒り」を鎮めるコツ① 相手を否定しない

怒っている相手は、前項で説明した5つの欲のどれかが満たされていない可能性があります。
簡単に言うと、「満足感や承認が得られない」という不満から、怒りを爆発させている状態です。

ここであなたが、相手の怒りの原因をジャッジして、「あなたが怒っている原因はコレでしょう。その怒りは間違っている」と伝えてしまうと、相手の怒りはさらに増殖します。
また、たとえ正論であっても、すぐに言い返してしまうと相手の怒りをヒートアップさせてしまいます。

なぜなら、それは「相手を否定する」ことになるからです。

怒りでロジカルに考える冷静さを失った状況で、正論に耳を傾けたり、自分を否定してきた相手に好意を持つことは難しいです。
自分と相手で否定合戦が始まり攻撃し合うことになってしまい、お互いに怒りが増殖するという結果になります。
まさに火に油を注ぐような行為です。

明らかに相手が間違っていたとしても、その怒りにいちいち反応していては自分が疲れます。
「この人はこのように思っているんだな」「この人の価値観はこうなんだな」と客観的に見て受け流すことで、自分を守りましょう。

「他人の怒り」を鎮めるコツ② 否定も肯定もしない

よく信頼関係を築くためには「相手を肯定しましょう」と言います。
しかし、怒りを抑えるために肯定するのには注意が必要です。

「あなたの気持ちはわかります」「怒るのはごもっともです」と言うと、「やっぱりそうでしょう」「私が正しいのよ」「あなただけはわかってくれるのね」と怒りが落ち着くことがあります。

しかし、相手の怒りを肯定することは、「あなたがそのことについて怒りが湧いてくること自体が正しいですよ」と認めることになります。
そして、相手があなたに対して依存状態になることもあります。

相手を認めると、その人の心の中には「やっぱり私の怒りは正しい」という満足感や認められた感覚が芽生え、怒りの反応が落ち着きます。
しかし、その満足感や認められたという気持ちを「あなたが与えてくれる」と考え、依存につながるのです。

いつも相手を認め続けると相手の心は満たされますが、あなた自身の心は疲れてしまいます。
相手の怒りがいつも100%正しいとは限らないのに、それを認めるということは、自分に嘘をつく行為です。
怒りをずっと全肯定して認め続けることは不可能です。

だからと言って、「あなたの怒りはおかしい」と伝えてしまうと、相手の心には空白が生まれ、それを埋めるためにあなたを攻撃してきます。

ここでの正しい対処法は、「否定も肯定もしない」ことです。
相手からの攻撃や依存から自分を守るためには、ニュートラル(中立)の立場を維持しましょう。

★ 参考記事:『ニュートラルな心のあり方とは?
★ 参考記事:『人間関係のストレスを感じなくするコツ−価値観の違いを認めるだけ−

傾聴する二人

他人の怒りを上手になだめる有効な方法

怒っている相手への有効な対処法は「相手の話を傾聴する」ことです。

人は誰でも、自分の話を聞いてもらいたいという願望を持っています。
しかも、「しっかりと聞いてくれる人に話したい」のです。
自分の話を真剣に聞いてくれる人には心を開きます。

明らかに間違った怒り方をしていて、色々と言い返したい気持ちが出てきても、冷静にグッと我慢して話を聞いてあげましょう。
相手の心が満たされるように応援はするけど、依存はさせないというスタンスで、否定も肯定もせずに、事実だけを捉えて話を聞くうちに、相手の怒りも落ち着いてきます。

相手がまた理不尽に怒るようなことがないようにするために、相手の立場に立って怒りの原因を推察し、怒りの原因に気づかせてあげることも効果的です。
そのために「質問する」ことも重要です。

ポイントはゆっくりとした口調で話すことです。
怒っている人は早口なので、それに合わせて早口で話すと、相手は攻撃されていると勘違いしてさらに怒りを増殖させます。

怒りの原因をジャッジしたり解決しようとせずに、正しい傾聴と質問によって、相手が「自分を見つめなおす」きっかけを作りましょう。

表面的には「虫の居所が悪い」「誰かがミスした」「思った成果が出なかった」などで怒っていても、怒りの根源は「わかってもらいたい」「安心したい」「自分の裁量で自由に決めたい」「どうして自分ばかり」という思いが隠されています。
その感情には、本人も気づいていないことが多いのです。

そこで、「心配していることは何ですか?」「一番困っていることは何ですか?」「それは100%あなたが自由にコントロールできることですか?」などと質問してみましょう。

このように質問されると、自分の心にようやく向き合おうという気持ちになって、「いま何を考えていたんだっけ?」と感情の掘り下げを始めます。
そして、自分で自分の怒りの感情に気づくことができます。

怒りだけではなく、自分に湧き起こる感情すべてについて、自分で見つめ、気づきがあると、無闇に感情に振り回されることが減ります。

怒っている相手をなだめるために、「傾聴+質問によって気づきを与える」ことを意識してみましょう。

★ 参考記事:『YOUメッセージをIメッセージに変換−怒りの上手に伝える方法−』
★ 参考記事:『失敗しないコミュニケーションのコツ−自己肯定感不足だと傾聴できない!?−』

自分を見つめ怒りの感情に気づく

まとめ:他人の怒りへの対処法

喜怒哀楽のうち、最も厄介に感じるのが「怒り」ではないでしょうか。

自分が感じる怒りはもちろん、他人から怒りをぶつけられたときに、心にズンと重たい感情が溜まります。
怒りは、上手に対処しないとさらに別の人にまで伝播させてしまう、コントロールが難しい感情です。

アンガーマネジメントを自分で身につけることも大切ですが、他人からの怒りを上手に受け流すことも大切です。

他人からの怒りは、「否定も肯定もせず受け流す」ことが基本。
それに加えて、上手に質問をして、相手が自分自身の怒りの感情とその原因に気づくきっかけを与えることが大切です。

必要以上に相手の怒りに同調して、自分も気分が悪くならないように、対処法を実践してみてください♪

今回の記事のポイント

  • 怒りが湧く原因は「自分の欲が邪魔されたこと」
  • 他人の怒りの原因を推測することは相手の怒りをなだめるのに役に立つが、「原因はこれに違いない」とジャッジしてはいけない
  • 怒りの対処は、「相手の怒りをさらに増殖させないこと」と「怒りの影響を自分が受けないこと」が大事
  • コツは、「相手を否定しないこと」と「否定も肯定もしないこと」
  • 他人の怒りをなだめる有効な方法は「傾聴」
  • 効果的な質問をすることで、怒っている相手に「自分の心を見つめ直すきっかけ」を与えることも必要

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